スタイル・ルック用語集

ファッション用語集
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スタイル・ルック用語集です。

収録語数が多くページがかなり長いです。

スタイルは服装や髪型をさします。ルックは様子や外観のことでファッション分野では同義に使います。

スタイルは衣装にたいする主義、階層意識、仲間意識などもふくむことがあります。

スタイルもルックも衣装全体の雰囲気やイメージを表現します。

最近は、ファッションという言葉をよく使います。

20世紀にファションは1周してしまったので、スタイル、ルック、ファッションもすべて過去の衣装をリバイバルするように使います。

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スタイル・ルック用語集

ファッション用語で「~スタイル」「~ルック」「~ファッション」「~調」「~風」と称される衣装や流行について簡潔に説明しています。

あなたお気に入りの衣装の特徴や流行のパターンを見つけてください。

見出しに言語指定がない場合は英語・米語です。

ア行

アイスクリーム・コーン・スタイル : ice-cream cone style

アイスクリームのコーンのようなシルエットに仕上がった衣装や着方。全体は細長い逆円錐形(Aライン)。細いタイト・スカートに身体にピッタリフィットしたカットソーやセーターを組み合わせたアンサンブルが典型。

アイビー・ルック : IVY look

米国東部学生たちの衣装。ナチュラル・ショルダーで衿の狭い寸胴型のシルエットに細身のパンツを合わせる。

アウターウェア : outerwear

外側に着る衣服の総称で、日本漢字では外衣。コート、ジャケット、ドレスなどが代表で、中衣・肌着に来ていたものが外側になれば、これもアウターウェア。たとえばアウター・セーター、アウター・シャツなど。

アクティヴ・スポーツウェア : active sportswear

実際にスポーツをする時に着るスポーツウェア(運動着)のことで、ドゥ・スポーツウェア(do sportswear)ともアクティヴ・ウェアとも。スポーツの種類によって機能性や実用性に重点。普段着にスポーツウェアを着ることも増えているので、わざわざアクティブという言葉を付けるようになった。

アクティヴ・ストリート・ルック : active street look

アクティヴ・スポーツウェアをストリート・ファッションにしたもの。

アクティヴ・スポーツウェア(アクティヴ・ウェア)に対して、スポーツ・ジムからそのまま出てきたような外出着。ランニング・シャツにトランクス、ウォームアップ・スーツにスニーカーなどが代表的。

アセクシャル・ルック : asexual look

男女別の着方にとらわれない(性別のない)ルックス。たとえば、男性のカーナビー・ルックや女性のパンタロン・スーツなど。1966年に出現した言葉。

アティテュールディナル・ルック : attitudinal look

アティテュード(態度)を重視し、お仕着せではない自分の着用態度を重視した衣装。デザイナーの提案や雑誌の情報に左右されないというニュアンスをもつが、売られた衣服を買っている以上は自分のアティテュードがそがれている点に要注意。

アシッド・ファッション : acid fashion

1960年代のドラッグ・カルチャーを代表するファッション用語で、これにイメージされる1960年代調のファッションのこと。サイケデリック・ファッションとも。リバイバルで有名なのはニュー・ヒッピー。アシッドは幻覚体験や超感覚体験のことで、LSDなどの厳格剤を服用することで得られる。

  • アシッド・クチュールは1990年代に入ってヨーロッパのデザイナーたちが提唱した厳格剤から得られるような現実離れした衣服の制作志向。
  • アシッド・ハウス・ルックはアシッド・ファッションが1990年代に入ってリバイバルしたもの。ここにディスコ流行も重なってハウスの言葉が付いている。

アスリート・ルック : athlete look

競技用ユニフォームの感覚を取り入れたスポーツウェアやタウン・ウェアのこと。タンクトップ、ランニング・シャツ、ジム・ショーツなどの総称。

アナトミカル・ファッション : anatomical fashion

解剖風(アナトミカル)に筋肉や骨格などを強調するファッション。ボディコンシャスや下着ルック以上に、筋肉や骨格などを造形モチーフにしたもの。ジャンポール・ゴルチエティエリー・ミュグレーらの作品が有名。最近では靴にも応用され、足に完全にフィットしたものをアナトミカルとよぶことも。とくにスポーツ・シューズでは大きな特徴。一番肉の少なく骨に近いため。

アーバン : urban

都会風のことで、洗練されたという意味ももつ。対語にルーラル(rural)。ローカル(local)はアーバンの対語よりもセントラル(central)のそれか。

アバンギャルド : avant-garde(フランス語)

第1次大戦後にフランスで生じたダダイズムやシュルレアリスムの芸術運動にみられた自由発想をモチーフにしたファッション。そこから転じて意表を突いた奇抜な衣装デザインや遊び心の強い衣装デザインをいう。

アバンギャルド・トラディショナル : avant-garde traditional

アバンギャルドな要素を加えたトラディショナルな衣装。携帯は基本的で正統派でも、色・柄・素材・シルエットなどに前衛的な要素を取り入れている。ロンドンのデザイナー、ポール・スミスがその典型的なファッション・デザイナー。

アブストラクト・アート : abstract art

抽象美術のことで、1910年頃に生じ1920年代に流行した芸術表現。外の世界を形・印象・想像で捉え、色・線で立体に表現する方法。カンディンスキーの絵画、モンドリアンの絵画、ブランクーシの彫刻などが代表例。

アフター・エイト : after eight

夜間用フォーマル・ウェア。もともとアフター・ファイブやアフター・シックスと呼ばれてきたが、終業時間が遅れる現代社会を反映しえて今は8時になっている。デイタイム(昼間)の衣装とは異なるソーシャル・ウェアで、イヴニング・ドレス、カクテル・ドレス、ディナー・ドレスなどが代表的。

アフリカン・ルック : african look

アフリカの民族衣装にヒントを得たスタイル。アフリカ原住民、エジプト、モロッコ、チュニジア、スーダン、アルジェリアのイスラム教徒たちの着る衣装などが原型。アフリカの蠟纈染や草木染でデザインされた生地、布を身体に巻き付けた着方、ゆったりしたカフタンなどが代表。

アミッシュ・スタイル : amish style

米国東部に住むメノト派教徒(アミッシュ)の衣装に似たスタイル。アミッシュは今も18世紀の生活を営むといわれ、全身を黒っぽい質素な宗教服を着ている。男性は鍔広のフェルト帽(冬のみ)、ボタンの内ホック留のジャケット、着脱しやすい分解式ズボン。女性はボンネット、首の詰まったブラウス、エプロン・スタイル。

アーミー・ルック : army look

カーキ色や迷彩柄の陸軍衣装およびそれを模した衣装で、フライト・ジャケット、カーゴ・パンツ、ワーク・ブーツ、アーミー・ウォッチなどが代表的。同じ軍服でもミリタリー・ルックは正装、アーミー・ルックは平時服や戦闘服のこと。

アメニティ : amenity

快適な衣装。1980年代後半から消費者が心地よさや快適さを衣装に要求し、これを受けてアパレル業界が応じたもの。アメニティ・ファッションやアメニティ・ライフとして使われる。

アメリカン・カジュアル : american casual

明るい色を使ったスポーティな衣装。もとはアメリカで普段着られるカジュアル衣装のこと。アメリカ発の衣服であるシーンズとTシャツの組み合わせは世界的な現象となった。GAPやJ・CREWなどの廉価な商品を主体にしたアメリカン・ベーシックの商品には、ジーンズ以外にもトレーナー、スニーカー、ダウンジャケット、パーカーなども普及。略称はアメカジ。

アメリカン・トラディショナル : american traditional

アメリカの正統的なファッションの総称。とくにアメリカ東部で養われた伝統的な服装を総称。略称はアメトラ。対語にコンチネンタル・スタイルやブリティッシュ・トラデショナル。

アーリー・アメリカン・ルック : early amarican look

独立直後から19世紀前半の初期アメリカ時代にみられた衣装。男性ではカウボーイ・ジャケット、ファーマーズ・シャツ、オーバーオールなど(ウェスタン・ルック)、女性ではフリル付エプロン・ドレス、小花プリントのドレス、ペザント・スカートにショールなど。

アルカイック : archaic

古めかしいなかの輝き(味気や生命力)を意味する。古代ギリシャの彫刻品や東アジアの観音像のような古い素朴なものにも、仄かな笑みを口元に漂わせるアルカイック・スマイルが典型。

アル・カポネ・スタイル : Al Capone style

別名シカゴ・ギャング・ルック、ギャング・スタイル。1920年代のシカゴ・ギャングの帝王といわれたアル・カポネの衣装のことで、ボールド・ストライプやチョーク・ストライプの柄が入ったスーツが着本。上のジャケットはウェストが絞られ6個のボタンが付けられ、上下でダブル・ブレステッド・スーツとなっている。黒いサテンのシャツに白色ネクタイも多く使われた。

アール・デコ : art deco(フランス語)

第1次世界大戦後の1920~1930年代に、フランスから欧米諸国に広がった生活デザインの様式。美術・建築・工芸・デザインなど幅広い分野にみられた。

アブストラクト・アートよりも幾何学的な要素が強く、合理性を直線や図柄で表現する。そのため、衣装よりも建築様式やインテリア家具によく使われる。バウハウスのアール・デコはアール・デコラティフ(art decoratif)の略語。1900年代に流行したアール・ヌーヴォーは複雑で官能的な特徴をもっていたのでアール・デコの対照例。

ファッション用語では、①服地のパターン(模様)・デザインの様式名に使われたり、②1920年代調のスタイルを意味することもある。②の例にはストレートな円筒形シルエット、膝丈のスカート、プレーンな全面を美しいビーズ刺繍で覆ったドレス、ショートヘア、総じてギャルソンヌ・ルック

アール・ヌーヴォー : art nouveau(フランス語)

当時においては新芸術のこと。1890年代・1900年代にヨーロッパで流行した美術工芸運動が志向した美術様式で、ドイツ語でユーゲントシュティール(Jugendstil)。題材は植物や女体で、作風は有機的・官能的な曲線や複雑で手工芸的な装飾などが特徴。代表的なアーティストにイギリスの工芸家ウィリアム・モリスや画家のビアズリー、アロフォンス・ミュシャら。直線・幾何学を主としたアール・デコと対照的。

アングラ : underground

地下の意味から、体制的や大衆的な芸術と区別化を図る姿勢。前衛的、非商業的、実験的、個人的の要素をもつ。アングラ映画、アングラ劇などが有名。

アンクル・コンシャス : ankle conscious

足首・踝にアンクレットを付けたり、派手な色柄の靴下を穿いたりして、足首・踝を強調するファッション。

アングロイタリアーノ : Anglo-Italiano

メンズ・ファッションに出現したスタイルの一つで、イギリスの伝統的なスタイルをイタリア風にアレンジしたもの。ソフトな素材感や仕立感、微妙な色合い、自由なアイテムの組み合わせなどが特徴。イギリスのように堅苦しい訳ではなくアメリカのようにラフな訳でも無いというカジュアル・ウェアの1ジャンル。

アンコンストラクテッド : unconstructed

コンストラクト(構成的)を否定するファッションのことで、従来の衣服パーツを外す方向にあります。たとえばテーラード・ジャケットから肩パッド・芯地・裏地などを使わずにカジュアル・ジャケット。1970年代から普及してきました。

アンコンベンショナル・ウェア : unconventional wear

コンベンショナル(習慣的・伝統的な)を否定するファッションのことで、伝統的でないとか、在り来たりでないとかをめざした衣服。アンコンストラクテッドもこれに含まれる。

アンダーウェア・テクニック : underwear technic

もともと女性の下着(アンダーウェア)であるアイテムをアウターウェアとして着ること。ブラジャー、コルセット、ビスチェ、スリップなど。また、これらに付された縫製をアウターウェアに用いたものも含む。たとえばランジェリー風のレースやフリル、柔らかく透けるような素材を使う。流れるようなAラインになるのが特徴。下着の雰囲気を楽しむ点からエスプリ・ランジェリー(esprit lingerie)とも。

アンチ・ファッション : anti fashion

典型はヒッピー。企業が販売する画一的なファッションに反対する態度と衣装。個性的なファッション、自由化したファッションなどを目標にします。広くいえば、流行としてのファッションからドロップアウト(逸脱・脱却)し、自立的と自称する美的センスをさします。

アンチファッションは、規格化されたファッションに対するアンチテーゼとして機能するため、ターゲットとなる規格化ファッションが多様化すると存在根拠を失ってきた。例えばガブリエル・シャネルは女性のコルセットを解放したが、解放され自由となった時点で女性の腰は規範を失う。

シャネルがブランドとなるにつれ、彼女のデザインはアンチファッションというカテゴリーには入らなくなった。商品経済はアンチファッションも画一化したファッションの一つとして飲み込む。ヒッピーもまた、ファッションスタイルとして確立してしまってからは画一化されたファッションとして機能した。

アンチフォルム : anti-forme(フランス語)

フォルム(形式)を否定する姿勢のこと。伝統的な衣服の形を壊して創造性をみせたファッションをさすが、どこまで創造的かは微妙なところ。一応ファッション史では1990年代初頭のイギリスのワールズ・エンドや日本のコムデ・ギャルソンにみられた破壊ファッションを指すが、これらが量産されて世界中の店頭に並ぶともはや創造性とは離れる。

アンティーク : antique

古着や骨董品のこと。古い人形が着た衣装を模した今の衣装はアンティーク風という。細かい手細工を思わせるフリルやレース、燻したような金属、使い古した感じの生地などが使われているとアンティークまたはアンティーク風ということが多い。似た言葉にヴィンテージがあるが、区別の一例としてアメリカ関税法をみると制作されて100年以上経過したものがアンティーク。

アンデス・ルック : Andes look

南米アンデス山脈のペルーやボリビアに住むインディオの衣装にヒントを得たファッション。男性はポンチョとチュユ(三角形の毛糸帽子)、女性は三つ編みヘア、ショール、大きく膨らんだギャザー・スカート、山高帽子に似た鍔広の帽子などが代表的。色彩がカラフルで、動物模様や幾何学模様の生地が多い。

アンドロジナス・ルック : androgynous look

男性用衣装を女性が着たり、女性用衣装を男性が着たりすること。類義語にユニセックスやトランスセクシャルがあり、これらで内面性も含むのがアンドロジナス。アンドロジナスには男女両性や両性具有の意味があるので、冒頭に述べた語義、つまり単に着用者の性別と着用想定性別が逆転する語義は、男性服と女性身体が結ばれたものや、逆に女性服と男性身体が結ばれたものと解すべき。

アン・ボタン : unbutton

ボタンを意図的に外して無雑作に着こなす方法。ボタン・フロント式スカートのボタンを1・2個はずして、スリットと同じような効果を出したり、ダブル・ブレストのジャケットのボタンを故意にはずしてラフに着たり、カフスのブタンをはずして袖をまくり上げて着たり。袖も通さずボタンもはめないで着ることはアンスリーブ。

アンマッチド・マッチング : unmatched matching

アンバランスにみえる組み合わせに魅力を出そうとする着方。ソフトな感じとハードな感じ、スポーティな感じとドレッシーな感じ、これらの組み合わせによって新しい要素を引き出すこと。

イエイエ・ルック : yeye look

1960年代前半にパリのサンジェルマン広場を中心に広がった「イエイエ族」と呼ばれたおしゃれな10代若年層のファッション。身体にピッタリしたセーター、ミニスカート、ハイウエストのベルト付きコートなどが代表的。1990年代に入って、これらの服装がパリ風の洒落た1960年代ルックとして注目された。「イエイエ」はロックンロールの影響を受けたシャンソンに由来する言葉といわれ、当時のアイドル歌手シルビー・バルタンが若者のファッション的流行のリーダー。日本で「イエイエ」といえばレナウンが1967年に発売したニット・コーディネートのコマーシャルが有名。このときのキャンペーン・ガールにシルヴィ・ヴァルタンが起用され、小林亜星作曲のコマーシャル・ソングを歌った。商標は「レナウン・イエイエ」。

イージー・エレガンス : easy elegance

エレガンス・カジュアル(eregance casual)ともいい、エレガンスさを維持しながら気軽に着こなすこと。飽きにくい着心地の良いアイテムを使って、バランスの取れたスタイル。1990年代のキーワードになった。

イタリアン・アイビー : Italian IVY

イタリア調のアイビー・ルックのこと。アメリカのアイビー・ルックに比べカラフルで派手な色柄がよく使われます。

イタリアン・カジュアル : Italian casual

イタリア調のカジュアル・ファッションを総称したもの。ミラノを中心に活躍するファッション・デザイナーたちの作品をさすこともある。たとえばジョルジオ・アルマーニ、アリテ・アンド・フランソワ・ジルボーらの大人っぽいカジュアル、フィオルッチのスポーティでカラフルな衣装など。略してイタカジ。

イッピー : yippie

1960年代後半に流行したヒッピーが分化して、さらに急進的で政治的な活動をするにようなった人たちのこと。戦うヒッピーといわれベトナム反戦や人種差別撤廃運動などを行なった。有名なリーダーにアビー・ホフマンやルービンらがいる。イッピーのファッションの特徴はマリファナ、長髪(とロック)。

インシュレイテッド・ウェア : insulated wear

絶縁や詰物を意味するインシュレイテッドから、羽毛などを詰めて防寒性を高めた衣服の総称。ダウン・ジャケット、ダウン・ベスト、ダウン・コートなどのダウン・アイテムが代表。

印象主義 : impressionnisme(フランス語)

19世紀末にフランスで生じた芸術運動。モネの絵画「印象・日の出」の題名にちなんで名づけられた。印象派にはモネ、ピサロ、ジスレー、セザンヌ、ルノアールら。作品の傾向は、事物像を重視し光と色とをキャンバスの上に捉えようとする。そのため色彩感を強調し、やがては太陽の直射のもとで光まばゆい自然の描写に傾倒していき、アトリエよりも戸外での描写を重視していった。そのため印象派を「光の画家」や「戸外派」ということもある。

インディアン・ルック : Indian look

アメリカ先住民インディアンの民族衣装の要素を取り入れたファッション。ヘア・バンド、頭部の羽飾り、フリンジ付きの革製上着、スカート、パンツ、モカシンなど。

インディーズ : indies

独立を意味するインディペンデント(independent)の略語。1960年代のアングラに通じたカルチャー・スタイルで、イギリス発や東欧諸国発の音楽のアンダーグラウンド・レーベルが発端。最近は映画、演劇、衣装にまで派生し、体制や大衆性にみられるレディ・メイドな世界に満足できない人たちが目標とする分野だが、企画化や商品化が避けられない以上、レディ・メイド性がいくらか残る問題は、アングラの箇所でも指摘した。

インナー・ウェア : inner wear

肌衣や下着などの接膚衣。アウターウェア(外衣)に対して内側に着るものなのでインナーといわれる。下着を意味するアンダー・ウェアを含む。着用場所の内外から、家内で着るホーム・ウェアやナイト・ウェアもインナー・ウェアに含むことがある。

インナー・ライフ : inner life

屋内志向のライフスタイル。対語にアウトドア・ライフ。屋内の活動として選ばれやすいのは、インテリアへの関心やホーム・ビデオの視聴など。

イン・ファッション : in fashion

流行しているとかさらに流行するの意。類義語にアップ・トゥ・デイト、対語にアウト・オブ・ファッション。

インフォーマル・ウェア : informal wear

フォーマルではない、非公式か略式の衣装。三つ揃いのダーク・スーツやブラック・スーツ(これらは略礼服)、また気軽なパーティや集会に着ていくドレスやスーツを総称したもの。対語にフォーマル・ウェア。

ウィンター・マリン・ルック : winter marine look

ウィンター・マリタイム・ルックとも。ピー・コート、ダッフル・コート、マリン・ジャケット、フィッシャーマン・セーターなど、海に関係する冬用アイテムを着ること。

ウェスタン・ルック : western look

米国西部にみられたカウボーイやカウガールの衣装をヒントにしたファッション。カウボーイ・ハット、ウェスタン・ブーツ、ウェスタン・シャツ、フリンジ付きウェスタン・ジャケットなど。広義ではアメリカ・インディアンの服装(インディアン・ルック)も含む。

ウエステッド・スタイル : waisted style

ウエストを意識したスタイル。ボディ・コンシャスから派生し、ウエストをかなり絞ったテーラード・ジャケットやドレスなど、1990年代の女性らしさを表現。リピート流行の一つ。

ウェスト・コースト・ルック : West Coast look

カリフォルニア・ルック(California look)ともいい、米国西海岸カリフォルニアをイメージさせる明るく健康的なスポーツ・ルック。サーファー・ルック、路上スポーツ(ローラー・スケート、スケートボードなど)の衣装など。

ウエルネス : wellness

フィットネスよりもさらに積極性を強めた健康志向。禁煙運動や栄養管理などを含む。

ウエスト・マーク : waist mark

ウエストを強調して注目させる着方。たとえばウエストを絞ったりベルトを使ったりしてウエストを目立させる。

ウルトラウォッシュ : ultrawash

ジーンズに見る洗濯加工の一つで、化学薬品を使って激しく色落ちさせ、染めムラを出すこと。ケミカル・ウォッシュやスノー・ウォッシュなどともいう。1987年頃から世界的に流行った。

エアフォース・ルック : air-force look

空軍風のミリタリー・ルック。エイビエーター・ジャケットやボマー・ジャケットなど。

エアロビクス・ファッション : aerobics fashion

エアロビクス時の服装やそれにヒントを得たファッション。薄手のカラフルなボディスーツ、レオタード、タイツ、ヘア・バンド、レッグ・ウォーマーなど。健康的なイメージとセクシーな印象が交錯するので外出着としても人気がある。

エキゾチシズム : exoticism

異国情緒や異国趣味のこと。詳しくは断絶した他地域から感じるロマンや神秘性のこと。モチーフには未開の地や閉ざされた地や東洋などが該当する。形容的に使う場合はエキゾチック。

エクササイズ : exercise

運動や体操のことで、今では運動器具を使った運動をさすことが多い。この運動時に着るスポーツウェアはとくにエクササイズ・ウェアといい、これを外出着に使うことも増えている。

エグゼクティブ・ルック : executive look

役職者風の落ち着いた雰囲気をもつ服装。アメリカン・トラディショナル・モデル、高級素材のベーシックなテーラー・スーツなど。

エスキモー・ルック : Eskimo look

アラスカやシベリアなどの極寒地に暮らす人たちからヒントを得た防寒用のカジュアル・ウェア。毛皮フード付きのショート・コート、ボア付きのジャケットなど。

エクレクティシズム : eclecticism

折衷主義のことで、色んな様式やスタイルを取り合わせる表現方法。アメリカン・スタイルとヨーロピアン・スタイル、ドレッシーなものとスポーティなものなどを組み合わせた着方。

エコ・モード : eco mode

エコロジー(環境生態学)の略語。自然をモチーフに作られる服装の流行。1990年代から注目されているエコロジー人気の影響をうけた。

エスニック・ルック : ethinic look

西洋からみて異邦人や異教徒の印象をもたせる服装。フォークロアよりも土着的で、ファッションのソースとしてアフリカ、中近東、南米、インド、東南アジア、モンゴルなど。

エドワーディアン・ルック : Edwardian look

英国国王エドワード7世の昼間の礼服をヒントにした服装。フロック・コート、フロック・スーツなど優雅なスタイル。ウエストをシェイプして裾を広げる上衣が中心。1950年代初頭にテディ・ボーイ・ルック、1960年代後半にピーコック・ファッションとしてリバイバル。この頃にはエドワーディアン・ジャケットやエドワーディアン・スーツとよばれた。

エヌ・ビー・エー・スタイル : NBA style

米国のプロ・バスケットボール・リーグのナショナル・バスケットボール・アソシエイションの選手たちが来ていたユニフォームをヒントにしたカジュアル・ウェア。

エル・エー・カジュアル : LA casual

ロサンゼルスをイメージさせるスポーティなカジュアル・ウェア。

エンパイア・スタイル : empire style

ナポレオン第1帝政期にみられた衣装。フランス語ではアンピール・スタイル。古代ギリシアや古代ローマの影響を受け、自然の体形美を強調したスタイル。代表的なのはエンパイア・ドレスとよばれるもので、細身の直線的シルエット(Hライン)、ハイ・ウエスト、パフ・スリーブ付き。薄い生地を使ったシュミーズ・ルックもここから派生。一部にスペンサー・ジャケットやショールを組み合わせることもある。18世紀貴族にみられたロココ・スタイルを否定する方向にあり、ウェストを絞り、スカートを大きく膨らませた服装と対照的。

オダリスク・スタイル : odalisque style

トルコ衣装からヒントを得た服装。薄く透ける素材を多用したハーレム・パンツやロング・ドレス、ギャザーやドレープを使ったアイテムなど。オダリスクはトルコ皇帝の妻妾のこと。

オーバー・ボトム・ルック : over bottom look

シャツのボトム(裾)をパンツから外に出して着ること。1984年頃から若年層に広がった。当初はアバンギャルドのイメージも兼ねていたが、現在では着用層の年齢幅が広がり、ラフでルーズな着心地ゆえに幅広い支持を得ている。ボトム・アウト・ルック、アウター・ボトム・ルックともいわれる。

オフィサー・ルック : officer look

軍隊上層部や高級船員の服装にヒントを得たファッション。立衿のオフィサー・コート、ダブル・ブレスレットのオフィサー・ジャケット、ピー・コートなど。

オプティカル・ファッション : optical fashion

略してオプ・ファッション。オプティカル(視覚的)効果に訴える幾何学的錯覚芸術(オプ・アート)と採り入れた服装。1960年代ニューヨークを中心に流行。オプ・アート・プリントを使ったミニ・ドレスが代表例。

オールディーズ・ファッション : oldies fashion

昔を思い起こさせる服装のことで、とくに1940年代・1950年代の米国をヒントにしたファッションが多い。

オールド・イングランド・ルック : old England look

古き良きイングランドを想起させる服装。伝統的でエレガントな雰囲気が特徴。ヘリンボーン・ツイード地のジャケットにアーガイル柄のニット・ベストを組み合わせるのが代表例。

オールド・スクール・ルック : old school look

1950年代イギリスの女子高校の制服をヒントにしたファッション。イートン・ジャケットにプリーツ・スカートを組み合わせるのが典型。これにアレンジを加えモヘアのミニ・ドレスに白いタイツを組み合わせることもある。将来的には世界中の全学校の制服がオールド・スクール・ルックとなる。

オールド・ブリティッシュ・ルック : old British look

20世紀初頭の英国風スタイルとそのリバイバルのこと。ルダンゴト(乗馬服)、エドワーディアン・ジャケット、スペンサー・ジャケット、タータン・チェック地のキルト、色んなアーガイル・セーターなど。カジュアルに着こなすことが特徴でブリティッシュ・カジュアルともいわれる。1990年代に流行した。

オールド・マスキュリン : old masculine

ソフト・マスキュリン、セクシー・マスキュリン、ネオ・マスキュリンともいい、1992年秋頃から登場した男性的服装のこと。ヘリンボーンタータン・チェックグレン・チェックなどのクラシックな素材や色使いを多用したスーツ、コート、マントなどが代表。

オールド・ムービー・スタイル : old movie style

1930年代から1950年代までに上映された映画の出演女優をヒントにした服装。代表例に1930年代のジョン・クロフォードやグレタ・ガルボ、1940年代のローレン・バコール、1950年代のオードリー・ヘプバーンなど。

カ行

ガウチョ・ルック : Gaucho look

南米アルゼンチンの草原地帯に暮らすガウチョ(牧童)をヒントにした服装。革製ジャケットと膝下丈のゆったりしたパンツの組み合わせが基本。

カウボーイ・ルック : cowboy look

アメリカ西部のカウボーイをヒントにした服装。ウェスタン・ルックの1種。テンガロン・ハット、首のバンダナやネッカチーフ、フリンジ付き革製ベストやジャケット、胸ヨーク付きウェスタン・シャツ、鋲付きの幅広ベルト、ブルー・ジーンズ、ウェスタン・ブーツなどが特徴。

カーナビー・ルック : Carnaby look

ピーコック・ファッションとも。英国ロンドンのファッション・デザイナー、ジョン・ステファンが生んだとされる。1960年代中期、ロンドンのカーナビー・ストリートから爆発ヒットしたユニセックス風メンズ・ファッション。花柄やフリルのついた派手なシャツ、ミリタリー風ジャケット、タータン・チェック地のスリムなパンツ、長髪が基本。

カーニバル・ルック : carnival look

リオのカーニバルをモチーフにした服装。ラテン・アメリカ的な陽気で明るい印象。フリルやレースをたっぷり使ったブラウスやティアード・スカートが基本アイテムで、赤色・黄色・緑色などの派手な原色を使うことが多い。

カモフラージュ・ルック : camouflage look

迷彩ルックとも。陸軍戦闘服をヒントに保護色や迷彩柄を使った服装。

カリフォルニア・ルック : Californina look

カリフォルニア・スポーツ・ルック、ウェスト・コート・ルックとも。アメリカ西海岸カリフォルニアの明るく健康的なスポーツ・ルック。サーファー・ルック、路上スポーツ(ローラー・スケート、スケートボードなど)の衣装など。

カレッジ・スタイル : college style

アメリカのカレッジ学生たちにみられたカジュアルでスポーティな服装。アイビー・ルックが代表的スタイル。キャンパス・ルックよりもきちんとしたタイプ。

カントリー・ルック : country look

欧米の田舎にみられる素朴で暖かい印象の服装。綿・毛などの天然繊維、ツイードの生地を使い、昔は手編・手織で作った生地を使った。

ギブソン・ガール・スタイル : Gibson girl style

米国画家チャールズ・ダナ・ギブソンが描いた肖像画にみられる婦人ファッション。細いウエストにベル形のゆったりしたスカートが基本でエス・ラインギブソン・ガール・シルエット)となっている。上衣にはレッグ・オブ・マトン・スリーブが施され、ハイ・ネックにボー・タイを組み合わせる。

ギャツビー・ルック : Gatsby look

米国ジャズ時代を描いた作家、F・スコット・フィッツジェラルド原作の映画「グレート・ギャツビー」(1974年)に登場する1920年代ファッションがヒント。メンズでは白色フランネルのスーツ、レディースではストレートなショート・ドレスが代表的。チャールストン・スタイル、フラッパー・ルックを含む。

ギャミンヌ・ルック : gamine look(フランス語)

ケイト・モスらストリート・ファッション系モデルをイメージし、お転婆娘・活発な女子(ギャミンヌ)から。1970年代初期のチープ・カジュアルや、コケティッシュなカウガール・スタイルなどを特徴にする。

ギャルソンヌ・ルック : garçonne look(フランス語)

1910年代・1920年代に出現したギャルソンヌ(少年風女性)をモデルにしたシンプルかつアクティブな服装。平坦なバスト、ショートボブの髪型、細身で直線シルエットのスーツやドレス、膝下丈スカートなどが典型。ガブリエル・シャネルジャンヌ・ランバンらのファッション・デザイナーが有名。詳細は「ギャルソンヌ・ルック」を参照。

ギャング・スタイル : gang style

アル・カポネ・スタイルやシカゴ・ギャング・ルックとも。1920年代シカゴ・ギャングの帝王といわれたアル・カポネの衣装のことで、ボールド・ストライプやチョーク・ストライプの柄が入ったスーツが着本。上のジャケットはウェストが絞られ6個のボタンが付けられ、上下でダブル・ブレステッド・スーツとなる。黒いサテンのシャツに白色ネクタイも多用された。

キャンパス・ルック : campus look

アイビー・ルックを着本にした大学生のカジュアルでスポーティな服装。類義語のカレッジ・スタイルはきちんとした服装。

クチュール・アバンギャルド : couture avant-garde(フランス語)

オート・クチュール感覚で作られるアバンギャルド・ファッション。グランジ・ルックやストリート・ファッションなどにみられた着崩し感や非常識感を造形感覚から表現した服装。1960年代に崩壊がはっきりしたオート・クチュールにとって、1990年代にいたりカジュアル・ウェアとの衝突が大きなテーマとなった。

クチュール・ルック : couture look(フランス語)

オート・クチュールにみられる贅沢でエレガントな雰囲気や、高度なカッティング技術・細かい手仕事を連想させる服装。とくに1950年代のクリスチャン・ディオールの衣装デザインを指すこともあるが、当時ディオールはライセンスビジネスや既製服その他の多角経営に着手しており、彼をオート・クチュールの代表格とみるのは間違っている。

クラウン・ルック : clown look

ピエロ・ルックやピエレット・ルックともいい、フランスのパントマイムの道化役者の衣装。特徴は、先端にポンポン飾りのついた三角形の長い帽子、衿の大きな襞飾り、ゆったりしたブラウスとパンツ。女性役者はピエレットといい、そのファッションはピエレット・ルック。

グラニー・ルック : grannie look

アメリカ開拓時代のノスタルジックな女性の服装。20世紀になってお婆さん(グラニー)が娘の時代を思い起こす時の衣装が語源。農民風・田園風で、レースやフリルの付いたロング・スカートやエンパイア・ドレスが典型。これらには小花柄やパッチワークが付されることが多い。

グラフィティ・ルック : graffiti look

1950年代ファッションのこと。1950年代を描いたアメリカ映画「アメリカン・グラフィティ」(1973年)をヒントに、当時のアメリカ若年層のファッションを模した衣装。落書き(グラフィティ)から青春物を意味するようになった。

グラマー・ガール・ルック : glamour girl look

女体を強調する衣装。マリリン・モンローやブリジット・バルドーらが映画で活躍した1950年代から1960年代初頭にいたる女優たちの映画衣装が発端。キャミソール・トップ、スパッツ、スリップ・ドレスなどがビニールクロス、サテン、ナイロンなどのハイテク素材で作られているのが特徴。

グランジ・ルック : grunge look

1980年代の米国音楽グランジ・ロックのミュージシャンたちが使っていた衣装。ストリート・カジュアルの一つで1990年代になり多くのファッション・デザイナーが参考にした。グランジ(汚い)がモチーフで、古着の寄せ集めや、衣服の色落ち、よれよれ、しわしわ、ポロポロなどが特徴。

グランパ・ルック : grandpa look

欧米の田舎を想像させるノスタルジックな農民風・田舎風の衣装。着古したジャケット、ゆったりしたパンツ、オーバーオールズ(つなぎ)など。

グリッター・ルック : glitter look

ラメなどの光る素材や玉虫調の光沢のある素材を使った衣装。

クリノリン・スタイル : crinoline style

新ロココ・スタイルとも。ナポレオン第2帝政期(1848~1870年)にみられた婦人の衣装。スカートが大きく膨らんでいるのが特徴。スカートを膨らませるために内側にクリノリンとよばれる枠やペチコートを着用した。

クーリー・ルック : coolie look

中国のクーリー(苦力)をヒントにした衣装。立領、箱型で長めのジャケット、膝下丈のパンツ、円錐形の帽子などが特徴。

クリーン・アンド・ジャビー・ルック : clean and shabby look

シャビー・ルックを綺麗にしたような衣装。素材や配色を工夫して透きとおる清潔感を出す。1990年頃から出てきたルックスで、クリーンアップ・ジャビーともいう。

クリンジー・ルック : clingy look

身体にくっつくようにフィットした衣装。ボディ・コンシャスの極限的なもので、ヌード・ルックともいう。

クロス・アウト・スタイル : cross out style

ラッパーたちにみられた、シャツやパンツの前後を逆に着るなどの格好。

ケネディ・ルック : Kennedy look

米国第35代大統領、ジョン・F・ケネディの衣装をヒントに、大人のアイビー・ルック風にした服装。1950年代・1960年代アメリカ東部に特有だった伝統的スタイル。

コサック・ルック : cossack look

ロシアのコサック民族をヒントにした衣装で、1960年代半ばに出現。ルバシカという刺繍入りチュニック、ブーツ、毛皮の帽子が特徴。

ゴシック・スタイル : gothic style

13世紀から15世紀にかけてヨーロッパにみられた美術様式「ゴシック」をヒントに、尖塔を特徴とする衣装。煙突形や円錐形のエナンというヘッドドレスを被ったり、装飾的な衣装の裾を長く曳かせたり、爪先を細く長くしたプレーヌという靴などが典型。
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コスモール・ルック : cosmocorps look(フランス語)

スペース・ルックとも。宇宙服をヒントに1966年にピエール・カルダンが発表した衣装が典型。ヘルメット型の帽子、幾何学的・直線的なカッティングなどに特徴。1960年代にアンドレ・クレージュが制作した一連の作品もコスール・ルックに入り、当時は未来的なイメージをもつとされた。素材にはプラスチックやメタリックなものをはじめ、赤外線防止機能や撥水・撥油機能のあるものが使われた。

ゴスロリ・ファッション : goth-loli fashion

ゴシック・アンド・ロリータ(Gothic & Lolita)・ファッションの略語。ゴシック・スタイルとロリータ・ファッションの要素を混ぜた服装。ロココ・スタイルを基本にヨーロッパ風の幻想的な衣服にレース、フリル、リボンなどを装飾し、黒色または白色を基調にしている。スカートはパニエでボリューミーに脹らませ、ロココ時代のスカートよりも丈は膝辺りと短い。編み上げブーツや厚底ワンストラップ・シューズを履く。

コロニアル・ルック : colonial look

植民地時代アメリカへの欧州移民の服装や、19世紀イギリス植民地インド・アフリカでのイギリス人の服装。アメリカでは細い胴、V字型ウエストの切替線などが象徴的で、インド・アフリカではバーミューダ・ショーツ、サファリ・シャツなどが典型。これらショーツやシャツには白っぽい麻や綿のレースが施された。

コンチネンタル・スタイル : continental style

アメリカやイギリスのスーツに比べヨーロッパ風のドレッシーな雰囲気が特徴。とはいえフレンチ・コンチネンタル・モデル、イタリアン・コンチネンタル・モデル、ジャーマン・コンチネンタル・モデルなどに区分されている。

サ行

サイクル・ルック : cycle look

サイクリストの衣装をヒントにした普段の服装。細身で膝丈のジャージー・パンツ、ハイネック・シャツの組み合わせが典型。ツール・ド・フランスをはじめとする自転車競技の人気から20世紀末から人気を維持。19世紀末のサイクリング・ウェアはかなりゆったりしており、専門化が進んだことがわかる。

サーティーズ・ルック : thirties look / 30’s look

1930年代をヒントにした服装。男性は広い肩幅、幅広のラペル、ウエストを絞ったボールド・ルック(スーツ)、これに対し女性は丈の長いスリムなラインが特徴。この時代を描いた映画に「俺たちに明日はない」(1968年)、「スティング」(1974年)。

サバイバル・ルック : survival look

ヘビーデューティ・ウェア、ワーキング・ウェア、カモフラージュ・プリントのアーミー・ルックなど、過酷な気象、災害、戦争などから身を守り行動する目的をもつ服装。

サファリ・ルック : safari look

探検隊風の服装。サファリ・ジャケット、サファリ・ショーツ(ゆったりした膝上丈・膝下丈のパンツ)を基本に、トービー、コーク・ヘルメット、サファリ・ハットなどを被るのが代表的。

サーファー・ルック : surfer look

サーフィン愛好者にみられる服装で、蛍光色プリントのTシャツとショーツ、上にアロハ・シャツを着て、下にウォッシュド・アウトのジーンズを穿くのが典型。このルックスは日に焼けた肌や髪なども大きな要素。

サープラス・ファッション : surplus fashion

軍隊の中古品や余剰品(サープラス)に含まれる衣装。

サンタフェ・ルック : Santa Fe look

サンタフェ・スタイルとも。米国ニューメキシコ州サンタフェにイメージされる、エスニックな南米要素とアメリカ西部のウェスタン要素を融合させたファッション。ウェスタン・ルックに似るが南米民族風の色彩、素材、生地柄に特徴。サンタフェはアメリカ・インディアンとヒスパニックとアンゴロサクソンの入り混じった地域で、多くのアーティストが集まる。1987年にサンタフェのファッション・デザインやリビング・スタイルを取り上げた「サンタフェ・スタイル」が刊行されて注目を浴びた。

ジー・アー・ルック : GI look / government issue look

米軍兵をまねた衣装。一種のアーミー・ルックで、ヘアスタイルのジーアイ・カット、オーバーシーズ・キャップ、アーミー・シャツ、細いネクタイが典型的な組み合わせ。フィフティーズ・ルック(50’sルック)の一つでもある。

ジェイ・ジェイ・ルック : JJ look

1970年代の山の手ファッションをリードした若い女性向けファッション雑誌「JJ」の傾向に即した衣装。ブレザー・スーツ、プリント・ワンピース、カーディガンが代表的。これらにアクセサリー、靴、バッグ、スカーフなどを組み合わせる。やや保守的でベーシックなアイテムを女子大生風(女子大学生風)に若々しくスポーティな感覚で着こなすのがコツ。和製造語のニュートラともいうが、new traditionalではない。

ジゴロ・ルック : gigolo look(フランス語)

ヒモ男性(ジゴロ)をイメージさせる粋に着崩した遊び人風の服装。ゆったりしたラフなスーツを直接素肌に着たり、派手なシャツの衿をジャケットの外に出したり、アクセサリーを使ってセクシーに着こなしたりする。

シースルー・ルック : see-through look

透ける素材(オーガンジー、ボイル、シフォン、レーシー・ニットなど)を使って身体を透かして見せる衣装。1968年にイヴ・サンローランが発表した。1960年代・1970年代のセクシャル・レボリューション(性革命)を代表するファッション。

シクスティーズ・ルック : sixtees look / 60’s look

1960年代をヒントにした服装。未来志向のモダンなイメージやアート性が基調。オプ・アート、ポップ・アート、サイケデリック・アートなどからの影響が強く、ミニスカート、パンタロン、ミリタリー・ルック、モンドリアン・ルック、コスモール・ルックなどが60年代に流行した。衣装以外では目元をパッチリ大きくさせた濃いめのメイク、つけまつ毛、ヘア・ダイ、カラー・ウィグなど。

ジプシー・ルック : gypsy look

中近東からヨーロッパ南部にかけて放浪する漂泊民族(ジプシー)をヒントに、ペザント風ブラウスにボレロ、サッシュ・ベルト、ショールやストールなどで構成。中近東、スペイン、バルカン半島などに暮らしてきた多くの民族要素を含む。ボヘミアン・ルックとも。

ジャイビー・アイビー・ルック : Jivey IVY look

アイビー・ルックを着崩した感じの服装。行きすぎたアイビー(ジャイビー・アイビー)。1950年代半ばにニューヨークのジャズ・ミュージシャンたちに好まれたスタイル。

シャネル・ルック : Chanel look

1920年代のギャルソンヌ・ルックをリードしたファッション・デザイナー、ガブリエル・シャネルが発表したシンプルでアクティブな服装の総称。衿なしのカーディガン・スーツ(シャネル・スーツ)やリゾート感覚のビアリッツ・ルックなど。細めで単調な衣装にゴージャスなアクセサリーを組み合わせるのが基本。

シャビー・ルック : shabby look

ボロボロにみせる衣装。穴開け、切り裂き、継ぎ当て、汚し、ほつれなどを故意に施し、極端な着崩しで貧乏風に見せる。デストロイ・ルック同様、保守的なファッションへのアンチテーゼとして1990年代に登場。定着すると抵抗性は失われ単にみすぼらしくなる。

シャングリラ・ルック : Shangri-La look

ジェームス・ヒルトンの小説「失われた地平線」(1933年)に出てくる架空の楽園をヒントに、1994年95年秋冬パリコレクションでジャンポール・ゴルチエらが提案したコレクションのテーマ。神秘性と豊富な装飾性を併せもつ東洋風ファッション。ヒルトンの小説以来、パキスタン北部・インド北部・中国西部(チベットやヒマラヤの高原)では観光用フレーズにシャングリラ(Shangri-La)が頻出。地名としてシャングリラをもつ地域は中国雲南省デチェン・チベット族自治州の中甸県で、2001年にシャングリラ県(香格里拉県)へ改称、2014年にシャングリラ市に改名。スリランカにあるビーチ・リゾート地はShangrela。

ジャングル・ルック : jungle look

ジャングル探検隊風の衣装で、サファリ・ジャケットにトーピーの組み合わせはサファリ・ルックと同じ。迷彩柄や熱帯植物柄を使った野性的な衣装も含む。

シュミーズ・ルック : chemise look

女性下着のシュミーズに似せたドレスで、ルーズなウエスト、筒型のシルエットが特徴。19世紀初頭のエンパイア・スタイルや、1920年代のギャルソンヌ・ルックにみられるアール・デコ調ドレスなどが代表的。

ジーンズ・ルック : jeans look

1960年代後半から1970年代に大流行した若年層ファッションの典型。藍染め(インディゴ染め)のデニム生地を使ったジーンズ・パンツ(ジーパン)とジーンズ・ジャンパー(ジージャン)をセットに着て、中にTシャツなどのラフナアイテムを入れるのが基本。ジーパンとジージャンのセットは20世紀末にダサイとされ、ジーンズというとパンツを指すようになった。

スウェット・ファッション : sweat fashion

スウェット(汗)・ファッションは汗を吸収しやすい素材を使った衣服。裏パイルや裏起毛の綿ニットが中心。米国ニューヨークのファッション・デザイナー、ノーマ・カマリが1982年にタウン・ウェアとして取り上げて注目された。

スキニー・ルック : skinny look

骨と皮だけのように痩せた皮膚のように(スキニー)タイトな服装。フィットする程度はボディ・コンシャスを超える。

スクールガール・ルック : schoolgirl look

女子学生の制服にみられるトラディショナルなスタイル。紺色のジャンパー・スカートと、衿元にボーを結んだ白色ブラウスの組み合わせが代表的。タータン・チェックのスカートに紺色のブレザーを組み合わせるものもある。清楚で若々しいイメージ。

スクールボーイ・ルック : schoolboy look

英国イートン・ハイスクールや米国東部の伝統校にみられる男子学生の服装や、これにヒントを得た服装のこと。レタード・ジャケットとレジメンタル・ストライプのネクタイの組み合わせが典型。

ズート・ルック : zoot look

1940年代初期の米国で一部の若年層に流行したズート・スーツ(ぶかぶかのスーツ)を着本とした服装。丈が長くウエストがルーズな大きめのジャケットに、裾を絞っただぶだぶのパンツが基本。ジャケットがひざ丈まで伸び、脚が2・3本入るくらい極太のものもあった。現在はイベント衣装やコスプレ衣装に多い。

ストロング・ウーマン・ルック : strong woman look

踝丈(くるぶし・たけ)のほっそりしたシガレット・パンツやウェスタン調のアイテムに代表される、1990年代に強いとされた女性風の服装。

スーパー・カジュアル : super casual

1980年代初頭に出現した言葉。従来のスポーティなカジュアル・ファッションを高度にデザイン化した衣服。複雑に切り替えたディテールや立体的シルエットを備え、複雑な後加工で着古した感じを出す。配色も細かく計算されている。イタリアン・カジュアルの一つ。

スーパージーンズ・カジュアル : super-jians casual

ジーンズを超えたジーンズの着こなし。基本的なジーンズ・カジュアルに対しレーヨンや絹などの素材を使い、色んなパターン、ソフトな色を多用したジーンズ(スーパー・ジーンズ)。

スペース・ルック : space look

コスモール・ルックとも。宇宙飛行士の着る宇宙服をヒントに1966年にピエール・カルダンが発表した衣装が典型。ヘルメット型の帽子、幾何学的・直線的なカッティングなどに特徴。1960年代にアンドレ・クレージュが制作した一連の作品もスペース・ルックに入り、当時は未来的なイメージをもつとされた。素材にはプラスチックやメタリックなものをはじめ、赤外線防止機能や撥水・撥油機能のあるものが使われた。

スポーツ・ルック : soprts look

スキー、ジョギング、テニスなどのスポーツウェアの要素を取り入れた服装。

スリム・ルック : slim look

身体のラインに沿ったほっそりしたシルエットをもつ服装。ペンシル・ラインロング・アンド・ナロー・ライン、スレンダー・ラインなどのシルエットが代表的。

スロー・オン : throw on

引っ掛けるように服を着ること。上手なコーディネートより無造作を重視する着方。

セヴンティーズ・ルック : seventees look / 70’s look

1970年代前半に見られた特徴的な服装。ジーンズ・ルック、ヒッピー・ルック、ビッグ・ルック、フォークロア・ルック、アーミー・ルック、ワーク・ルック、レイヤード・ルックなどを含む。ナチュラル志向からカジュアルなものが多い。

セクシー・ドール・ルック : sexy doll look

ロマンティックなドール・ルックとボディ・コンシャスの要素を合わせた衣装。ウエストをコルセットなどできつく絞り、バストを大きく突き出し、肩をむき出しにするなどの格好に、フリルやレースを多用してキッチュな可愛さを加える。歌手のマドンナのファションが代表的で、彼女がデビューしてから1980年代後半にかけて普及。

セクシー・マスキュリン : sexy masculine

1992年秋頃に出現したスタイルで、男性的衣装のマスキュリン・スタイルの復活版。ヘリンボーン、た―ターンチェック、グレン・チェックなどの子らシックなメンズ向け素材や色を採用し、メンズ・スーツ・スタイル、コート、マントなどのアイテムを着こなしながら、女性らしいエレガンスやセクシーさを強調する。ソフト・マスキュリン、ネオマスキュリン、オールド・マスキュリンとも。

セクシー・ルック : sexy look

シースルー・ルックやボディ・コンシャス・ファッション、シュミーズ・ルックなど、肉体を強調したり、性的魅力に訴えるスタイルの総称。

セーター・ルック : sweater look

ジャージー生地の上衣にハンドニット・リビング(手編みのゴム編・リブ編)を組み合わせ、セーターのようにみせるスタイル。または単にセーターを含むファッションのこと。

セミシアー・ルック : semi-sheer look

半透明な素材を使った少し透きとおる衣装のことで、1960年代・1970年代のシースルー・ルックの再来アレンジ版。

セーラー・ルック : sailor look

艦上で来ている水兵(セーラー)をベースにした服装。セーラー・ハット、セーラー・カラー、ボーダー柄のシャツなどが特徴。マリン・ルックの一つ。

ソバー・ガール・ルック : sober girl look

地味で清楚な女学生風のスタイル。1986年ミラノ・コレクションでロメオ・ジリが発表しt女学生風作品をアメリカの服飾雑誌「WWD」がソバー・スクールと呼んだので、この呼称がついた。

ソフト・アイビー : soft IVY

1950年代~1960年代に流行したアメリカのアイビー・ルックをソフトに表現したもの。フレンチ・アイビー、イタリアン・アイビーなどともいう。典型的なスタイルはないが、従来の愛んビー・ルックにみる着こなしのルールやデザインを緩和させ、色や柄をそれぞれの国からイメージされる感性でブレンドしたアイビー調ファッションをいう場合が多い。ソフト・トラッドとほぼ同義だが、ソフト・アイビーの方がよりカジュアル。

ソフト・トラッド : soft trad

英国の伝統的なスタイルをソフトに表現した衣装。トラッド特有の着こなしルールが緩和され、シルエットも比較的ゆったりしたソフトな仕上がりが特徴。従来のトラッドよりエレガントに、よりカジュアルに色々に形を変えて表現されてきた。最近のトラッド・ファッションの主流になるのがソフト・トラッドで、ビジネス・スーツにも定着している。

ソフト・バンク : soft punk

1970年代に流行したパンク・ファッションが1990年代にリバイバルしたもの。ニュー・パンク、シンプル・パンク、ネオ・パンクなどにも呼ばれる。かつての反抗性や過激な攻撃性は薄らぎ、比較的ソフトに表現されるのが特徴。1991年にコム・デ・ギャルソンがパリコレクションで取り上げたのがリバイバルのきっかけ。ファスナーや安全ピンなどを多用した革ジャンや、切り裂いた古着の軍服などが代表的。色や素材やコーディネートに過激さは減った。

ソフト・マスキュリン : soft masculine

オールド・マスキュリン、セクシー・マスキュリン、ネオマスキュリン・スタイルともいい、1992年秋頃から登場した男性的服装のこと。ヘリンボーン、タータン・チェック、グレン・チェックなどのクラシックな素材や色使いを多用したスーツ、コート、マントなどが代表。

タ行

タキシード・ルック :tuxedo look

タキシード(紳士用略礼服)をヒントにした女性の衣装。サテンやベルベットなどを使った黒色のタキシード・ジャケット、側章付きタキシード・パンツ、カマーバンドや黒色蝶タイなどでアクセントを付けたのが典型。マニッシュ・ルックの一つ。

ダンディ・ルック : dandy look

しゃれた男(ダンディ)に似た女性の服装。都会風に洗練されたマニッシュ・ルックのこと。紳士服素材を使った堅めのスーツが基本で、タイト・スカートをコーディネートすることもある。ベスト、男物ネクタイ、ボー・タイなどを組み合わせるのが特徴。

チーキー・カジュアル : cheeky casual

女子中学生や女子高校生にみられるカジュアル・ファション。生意気な(チーキー)子供たちの衣装。アメカジ系、ロリータ系、ボード系など色々あり、いずれも少し不良っぽくコケティッシュというイメージ。

チャイニーズ・ルック : Chinese look

中国の伝統衣装をヒントに、男性向けチョンサム(長衫)や女性向けチーパオ(旗袍)の要素を取り入れた服装。立領(マンダリン・カラー、チャイニーズ・カラー)、チャイナ・ボタン、深めのスリット、アシメトリーな打ち合わせなどに特徴。

チャーミング・アフリカン・スタイル : charming African style

シースルー(トランス・ペアレント)のリネンやレースなどソフトな素材を使った女性らしいサファリ・スタイルのこと。1993年春夏のパリコレクションで発表されたエスニック・ファッションのテーマの一つ。しなやかさと可愛らしさが混ざったアフリカ調のスタイル。

チロリアン・ルック Tyrolean look

オーストリアのチロル地方の民族衣装をヒントにした服装。花柄の刺繍やチロリアン・手―無を使った可愛らしいフォークロア・イメージ。膝丈のゆったりしたギャザー・スカート(ダーンドル・スカート)、パフ・スリーブの白色ブラウス、ぴったりしたベスト、エプロン、ネッカチーフが女性スタイル。チロリアン・ハット、チロリアン・ジャケット、ニッカーボッカーズが男性スタイル。

ツイン・スタイル : twin style

ニット・ウェアどうしの組み合わせのこと。ラウンド・ネックライン、ヴイ・ネックラインのセーター、同じ色柄で机ら他カーディガンがセットになった服装。ツインは双子・対。ツイン・セットとも。

ツーピース・ルック : two-piece look

一見ツーピースのようにデザインされたワンピースの衣装。たとえば前はツーピースに見える切り替えがあり後はワンピース。対語にワンピース・ルック

ディケード・ブレンディング : decade blending

10年単位(ディケード)に流行した各アイテムをブレンドして(混ぜて)楽しむ服装。1990年代に登場した。たとえば1960年代のパンタロンに1970年代のミニ・セーターを組み合わせる。

デキシーランド・スタイル : Dixieland style

米国南部諸州(デキシーランド)のジャズ・ミュージシャンの服装をヒントにした服装。ゆったりした幅広ラペルのジャケット(ボールド・ストライプがとくに有名)、パンツ、カンカン帽、蝶ネクタイ、ドレス・シャツの組み合わせが代表的。

デストロイ・ルック : destroy look

布地をわざと引き裂いたり破ったり汚したりしたストリート・ファッション。世紀末に人類が経験する感覚疲労により1990年代前半に流行。レック・ファッション、ボロ・ルックなどに対しニュー・デストロイとも。

テディ・ガール・スタイル : Teddy girl style

テディ・ボーイ・ルックの女性版。1994年にミラノ・コレクションで発表された。ウエストを絞った丈の長いジャケットに大柄チェックのマイクロミニスカートを穿き、先の尖った針のように細いヒール・シューズを履く。

テディ・ボーイ・ルック : Teddy boy look

1950年代初頭に英国ロンドンの下町に出現した服装。エドワーディアン・ルックの一つ。英国王エドワード7世の愛称がテディで、彼は、英国紳士の華麗なスタイルを誇張させたうえで流行らせた。長い上着はウエストにフィットして裾が広がり、パンツは細身。上着の袖口はカフスを付ける。靴は厚底のモンク・ストラップを履き、髪型はリーゼント。

テニス・ルック : tennis look

白色のポロ・シャツ、プリーツのスコート、Vネックラインのチルデン・セーターなどのクラシックなテニス・ウェアの要素を取り入れた服装。最近のテニス・ウェアを参照することもある。ヘア・バンド、リスト・バンド、サンバイザー、ボンボン付きの短靴下などの小物も特徴。

トゥウェンティーズ・ルック : twenties look / 20s look

1920年代に流行した服装の総称。とくに女性のさっぱりした活動的な衣装をいう。第1次大戦中から、女性が社会に進出しはじめ、ガブリエル・シャネルジャンヌ・ランバンジャン・パトゥたちファッション・デザイナーが活動的な女性衣装を発表していった。なかでもギャルソンヌ・ルックが代表的。ルーズなウエストでストレートな筒型シルエット(Hライン)、シュミーズ・ドレス、ハンカチーフ・ヘムライン、ロー・ウエストの切り替え、膝下丈のショート・スカートなどに特徴。当時流行していた装飾様式アール・デコの影響が生地や衣服の装飾にみられる。また、テニス・ウェアやゴルフ・ウェアなどのスポーツ・ルック、マリン・ルックなどの活動性を想像させる服装も流行。素材ではニットが重視された初めての時代。

ドゥビル・ファッション : Deauville fashion

フランス北部海岸の避暑地ドゥビルで愛用されるリゾート・ウェアと、それをヒントした服装。赤色・白色・青色などのトリコロール・カラー(3色カラー)を配したものや、白色・紺色などのシンプルな色を使ったマリン・ルックが知られる。衣服はニット地のドレスやアンサンブルなど、ラフなものが中心。ビアリッツ・ルックと同じくガブリエル・シャネルのデザインを採り入れたものもある。

トムボーイッシュ・スタイル : tomboyish style

お転婆娘(トムボーイ)やトム・ソーヤ少年のような服装の意味。ぶかぶかのシャツ屋ショート・パンツなどで少年っぽく仕上げた女子のスタイル。

トラディショナル・スタイル : traditional style

略してトラッド(trad)。ニューヨークやボストンなどの米国東部の伝統的な紳士服のスタイル。別名に、アイビー・リーグ・モデル、アメリカン・トラディショナルなど。エレガントなヨーロピアン・スタイルに比べ機能的でスポーティな点に特徴。広義ではブリティッシュ・トラッドをはじめあらゆるトラディショナルを含む。

トランスカジュアル : trans-casual

既成のパターンをトランスした(超えた)自由な組み合わせの服装。たとえば、ジャケットの上にジージャンを着たり、スウェット・パンツにジャケットを組み合わせたり。同義にミスマッチ。1980年代初頭に出現した言葉。

トランスセクシャル・ファッション : trans-sexual fashion

男女の性別をトランスした(超えた)ファッション。ユニセックス、モノセックスと同義。

トリアノン・ルック : Trianon look

仏国パリのベルサイユ宮殿北側にある離宮トリアノンに、ルイ16世王妃マリー・アントワネットが牧歌的で田園ロッジを模した小館を建て(プチ・トリアノン)贅沢な暮しを楽しんだ。その時の服装をトリアノン・ルックといい、田園ルック(農民女性の簡素な服装)、エンパイア・ドレス風シュミーズ・ドレスなどを着た。他にも寒冷紗地のドレスに肩掛け(フィシュー)をかけ、リボンを結んだ大きな麦わら帽子を被った服装もある。

ドール・ルック : doll look

アンティークのフランス人形にみられる、フリルやレースをたくさん使ったロマンティックなファッション。

トロピカル・ルック : tropical look

タヒチやサモアなどの南太平洋、インドネシアなどの熱帯・亜熱帯地方の民族衣装・織物・染色などを採り入れた服装。また、熱帯雨林をイメージする花・草木・取り・動物・魚・果物などを基調にしたプリント生地を使った衣装。主なアイテムにパレオ(腰巻スカート)、ミドリフなど。

ナ行

ナスティ・ファッション : nasty fashion

1980年代に流行した高級・上品・上質といった虚偽的なファッションに対抗した、ナスティな(不快な・汚らしい)服装。シャビー・ルックやセックス・ルック(性強調的ファッション)など。

ナチュラル・アンド・クワイエット・ルック : natural and quiet look

自然で静かなファッション。透明感のある素材、自然な色とシルエットで表現する。余分な要素を取り除き着心地の良さを追求した服装。1990年代以降のファッションの一支柱。

ナチュラル・カジュアル : natural casual

自然素材を使ったシンプルなファッション、または普通のカジュアル・ファッション。前者の場合、エコロジー・ファッションを志向して着心地の良い服装をめざす。

ナポレオン・スタイル : Napoleon style

19世紀初め仏国皇帝のナポレオン・ボナパルトの服装、およびそれをヒントにした軍服調のスタイル。ウエストを絞ったフロック・コート、膝丈のタイト・パンツ、ナポレオン・カラーという幅広のラペル、二角帽などが代表的。

ニュー・トラディショナル : new traditional

今風の新しい感覚を加えたアメリカン・トラディショナルのこと。ソフト・トラッドと同義。

ニュー・ルック : new look

第2次大戦後の1947年にクリスチャン・ディオールが発表したAラインのシルエットのスカート。大戦中にミリタリー・ルックが普及し、女性もそのルックや活動的な服装をしたため、性的な女性像を復活させようとした。戦時というファッション文化の乏しい時代直後の文脈でニュー・ルックであった。当然、シルエットは19世紀の物真似。ファッション史で頻出するが無視してOK。

ヌード・ルック : nude look

身体をかなり露出しているか裸体を感じさせる衣装。1960年代にヒッピーを中心に裸体が美しいという思想が浸透し、服装にも反映された。ルディ・ガーンライヒのトップレスをはじめ、背中を露出させたバックレス、ホールター・ネックライン、ボディコンシャスなTシャツ、透ける生地を使ったシースルー(トランスペアレント)など。

ネオ・セヴンティーズ : neo-seventies / neo-70’s

1970年代に流行した衣服を1990年代風にアレンジしたファッション。ストリート・ファッションのピタT(体に密着したTシャツ)、シースルー(トランス・ペアレント)、ベルボトム・ジーンズ、ホット・パンツ、マイクロミニ、サボ・スカートなどのアイテムが代表的。

ネオ・ヒッピー : neo-hippie

1960年代後半から1970年代にかけて流行したヒッピー・ルックのリバイバル。ロングヘア、ベルボトム、サイケデリック調レイヤード(重ね着)などが代表的。

ネオマスキュリン・スタイル : neo-masculine style

オールド・マスキュリン、ソフト・マスキュリン、セクシー・マスキュリンともいい、1992年秋頃から登場した男性的服装のこと。ヘリンボーン、タータン・チェック、グレン・チェックなどのクラシックな素材や色使いを多用したスーツ、コート、マントなどが代表。

ネオモッズ : neo-mods

1992年頃からストリート・ファッションに出現したモッズ・ルックのリバイバル。極端に短い髪形、ほっそりしたもっズ・スーツ、軍服をアレンジしたモッズ・コートなどが代表的。

ネイビー・ルック : navy look

ネイビー(海軍)の将官兵士が着る軍服やそれを模した衣服。英国海軍が北海警備時に着用したダッフル・コート、将兵たちが艦上で着たピー・コート、水兵たちの着るセーラー・ジャケットやセーラー・パンツなど。陸軍発のアーミー・ルックやミリタリー・ルックと対比的。

ノーティカル・ルック : nautical look

マリン・ルックの一種。ノーティカル(海上の)一等航海士や船員たちが艦上で着るピー・コート、ダッフル・コート、オフィサー・ジャケットなど。

ハ行

バイカー・ファッション : biker fashion

ライダース・ルックともいわれ、オートバイ(バイク)の運転手たちをヒントにした服装。革のジャンプ・スーツ、難燃加工素材のレーシング・スーツなどをタウン・ウェアにしたもの。
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ハイパー・カジュアル : hyper casual

ハイ・カジュアル、ハイパー・ストリート・カジュアル、ハイパー・セクシーなどとも。アバンギャルドなストリート・ファッションの総称。肩をむき出しにしたスリップ・ドレス、ヘソを出したミニ・トップ、マイクロミニ、ショート・パンツなど。1990年代に登場した頃は前衛的だったので、ラディカル・カジュアルともよばれた。

パイレーツ・ルック : pirates look

カリブ海のパイレーツ(海賊)たちをヒントにした服装。太い横縞のTシャツ(パイレーツ・シャツ)、胸元にフリルの付いたゆったりしたシャツ、、膝下丈の細いパンツ(パイレーツ・パンツ)など。1980年代初めに英国ロンドンのファッション・デザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドが発表したことがある。

バギー・ルック : baggy look

だぶだぶした(バギー)服装のこと。衣服をバギーにさせるには、たとえば、全体にギャザー、タック、プリーツを多く採り入れたり、袖口・裾・ウエスト・衿ぐりなどをベルトや紐で絞ったり、ドロップ・ショルダー、キモノ・スリーブ、ドルマン・スリーブを採り入れたり。直線裁断の身頃でウエストを絞り込んだシャツやジャケット、裾を絞ったバギー・パンツなど。

パジャマ・ルック : pajama look

パジャマのようにシンプルでリラックスした要素をもつ服装。タウン・ウェア、パーティ・ウェア、リゾート・ウェアとして使われる。1966年頃からエレガントな形でも採り入れられるようになり、ルーズなシャツ、チュニック、パンタロンという組み合わせが多い。素材は綿・絹・レーヨン・アセテートなど色々で、目的と用途によってエレガントにもカジュアルにもなる。

バッスル・スタイル : bustle style

スカートの後ろ部分を膨らませるために用いるバッスル(腰当や枠)を用いた服装。パニエ後退後の17世紀末をはじめ、18世紀末、1870年頃から1890年頃まで再流行した。臀部を突き出しスカートの後方を誇張して大きく膨らんでいる。バッスルをフランス語ではトゥールニュール。

ハーフ・エレガンス : half elegance

カジュアルとエレガンスの間、可愛らしさと大人っぽさの間。中間を重視する最近のファッションの表現法・消費方法。1990年頃から「ジェイジェイ」誌が使いはじめた。今ではカジュアル・アイテムを使ったエレガンスの表現として普及している言葉。

パラダイス・カジュアル : paradise casual

南国の楽園にいるかのように明るくセクシーなカジュアル・ウェア。ジュリアナ・ギャルから生まれたストリート・ファッションで、ビーチやリゾートの印象が強く、派手なプリントのミニ・ワンピース、ビスチェ、ミニ・キュロットなどが典型。

ハリウッド・シネマ・スタイル : hollywood cinema style

米国ハリウッド映画全盛期(1930年代)に制作された映画に登場するスターたちをヒントにした衣装。クラーク・ゲーブル、ハンフリー・ボガード、ジョン・クロフォード、グレタ・ガルボら。戦後を含むならローレン・バコール、マリリン・モンローなどの服装が着装源(アイデア・ソース)になることが多い。

バロック・スタイル : baroque style

16世紀後半から18世紀初頭にかけてヨーロッパで流行した芸術様式バロックを採り入れた服装。歪んだ真珠(バロック)をモチーフに宝石やアクセサリーなどの装飾を乱用した特異な表現が基本。

パンク・ファッション : punk fashion

1970年代半ばに英国ロンドンの若年層から出現した服装。音楽バンド「セックス・ピストルズ」に代表される破壊的なパンク・ロックのステージ・コスチュームが源流。悪魔的なメイクアップ、鋲打ち黒革のジャンパー、黒革の細いパンツ、メッセージの入った派手なTシャツの組み合わせが多い。アクセサリーに派、安全ピン、剃刀(カミソリ)、鎖(チェーン)など。反抗的で攻撃性の高いファッションとして普及し、今では定着してしまった。ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画「欲望」の冒頭で典型的なパンク・ファッションがみられる。1980年代から1990年代にかけてゴシック風のパンクファッションとしてスチームパンクが流行。蒸気機関をイメージさせる歴史的なパンクファッション。

ハンター・ルック : hunter look

ハンター(猟師)をヒントにした服装のことで、腕を動かしやすいシューティング・ジャケット、ノーフォーク・ジャケット、肩や肘にガン・パッチの付いたハンティングジャケットなどが特徴。

バンプ・スタイル : vamp style

男たらし(バンプ)をイメージさせるような淫靡で妖婦的な服装。無声映画(サイレント映画)時代の女優、セダ・バラやアンナ・メイ・ウォンの容姿や衣装が代表的。

ピエロ・ルック : pierrot look

クラウン・ルック、ピエレット・ルックとも。フランスのパントマイムの道化役者の衣装。特徴は、先端にポンポン飾りのついた三角形の長い帽子、衿の大きな襞飾り、ゆったりしたブラウスとパンツ。女性役者はピエレットといい、そのファッションはピエレット・ルック。

ビキニ・スタイル : bikini style

ブラジャーとショーツのツーピース。身体を覆い隠す部分が極端に小さい水着。ビキニ自体は19世紀末に使われていたが、1950年代に露出度を高め、今では水着の基本形。1946年に北太平洋のビキニ島で核実験が行なわれその衝撃的な印象がビキニ出現への印象と重なったことから命名された。

ビクトリアン・スタイル : Victorian style

英国ビクトリア王朝時代(1837~1901年)をヒントにした服装。その時代に流行したクリノリン、バッスル、パフ・スリーブ、袖口のレース飾りなど装飾性の高いドレスが1994年頃からミラノコレクションやパリコレクションでリバイバル、アレンジされた。腰に大きなペプラムを採ったミニスカート、大きく肩を膨らませたペプラム・ジャケットなどが代表的。

ピーコック・ファッション : peacock fashion

カーナビー・ルックとも。英国ロンドンのファッション・デザイナー、ジョン・ステファンが生んだとされる。1960年代中期、ロンドンのカーナビー・ストリートから爆発ヒットしたユニセックス風メンズ・ファッション。花柄やフリルのついた派手なシャツ、ミリタリー風ジャケット、タータン・チェック地のスリムなパンツ、長髪が基本。

ビザンチン・スタイル : Byzantine style

東ローマ帝国支配下に見られた芸術様式ビザンチンをヒントにした衣装。バルダメンタムとよばれる台形の衣服が典型で、左右にタブリオンという四角の装飾板がつけられ、右肩を金属で留めたものや、ダルマティカというチュニック型のものがある。一部にオリエント文化の影響からターバンやフードの付いた宗教的衣装もある。

ピーター・パン・ルック : Peter Pan look

スコットランドの作家ジェームス・バリーの小説「ピーター・パン」をヒントにした服装。翅の付いた円錐形帽子、衿先の丸いフラット・カラー、裾や袖口がギザギザにカットされた腰丈の上着、ベルト、膝丈のピッタリしたパンツが典型。アイテムはピーター・パン・ハットやピーター・パン・カラーとよばれ愛用されてきた。

ビッグ・ルック : big look

ギャザーやタックを施し布地をたっぷり使った、オフボディの大きくゆったりしたシルエットの服装の総称(ビッグ・シルエット)。1970年代中頃から普及し、ギャザーを入れたフォークロア調ペチコート、ビッグ・ストール、マキシ・コートなどが主な衣服。テント・ラインのコートやワンピース、そしてレイヤード・ルックなどがこの区分に入る。

ヒッピー・ルック : hippie look

1967年頃に米国を中心に行なった反体制派・自然賛美派の若年層(ヒッピー)たちの服装。体制社会に目を背け自然を求めて集団生活や自己殻に籠ってしまったために非生産的・快楽主義的な行為が目立った。野外生活を中心とするのでヒッピーたちの毛は伸び、このルックスは長髪・髭・ジーンズをトレードマークにした。

ファティーグ・ルック : fatigue look

雑役や作業を意味するファティーグから、作業着・仕事着の機能性やデザインを採り入れた服装。ワーキング・ルックと同義だが、ワークが事務作業も含むためファティーグの方が汗をかいたイメージが強い。オーバーオールズで有名なカーペンター・ルック(大工ルック)やファーマーズ・ルック(農夫ルック)など。

ファーマーズ・ルック : farmers look

農夫ルック、農民ルックのこと。アメリカ開拓時代の農民服、東欧の田舎にみられるフォークロア調の農民服が基本。バンド・カラーのシャツやデニム地のオーバーオールズ、カラフルな刺繍入りダーンドル・スカートなど、素朴な衣服で構成される。ペザント・ルックと同義。

ファム・ファタール・スタイル : femme fatale style(フランス語)

妖婦や男たらしを意味するファム・ファタールを語源に、男性を魅了する服装。セクシーなファッションの代表的な言葉で、1950年代のハリウッド映画に出てくるマリリン・モンローのようなグラマー女優の服装が典型。

プア・ルック : poor look

ボロ・ルック、ホーボー・ルック(放浪者ルック)とも。1980年代前半に出現した、一見ボロ着にみえる服装。生地を引っかいたり破いたり、何枚も重ねたり巻き付けたりして着る。アンチ・モードのファッションといわれるが、定着した以上アンチではない。

ファンデーション・ルック : foundation look

女性の身体や服のシルエットを整えるために使うブラジャー、ガードル、ペチコートなどの下着を採り入れた服装。

フィフティーズ・ルック : fifties look / 50’s look

1950年代にみられた特徴を採り入れた服装。次の2点に大別される。

フェミニン・ルック : feminine look

女性らしい要素を強調した服装の総称。柔らかさを感じさせる服、流動的なライン、フリルなどを使ったロマンティックなアイテムなど、色々ある。

フォークロア・ルック : folklore look

民間(フォークロア)に注目して民俗衣装・民族衣装をヒントにした服装。1960年代のフォークロア・ブーム、1970年代のエスニック・ブームによって未開地の民族から辺境の民族まで世界中の色んな民族衣装が先進国や新興国に採り入れらた。

フォーティーズ・ルック : fourties look / 40’s look

1940年代にみられた特徴を採り入れた服装。当時は第2次大戦の影響から男女ともミリタリー・ルックが定着していたので、そちらの服装が中心。男性ジャケットは肩幅が広くいかり肩、ラペルも広く丈が長めの堅いもの、パンツやスラックスの裾は折り返し。女性ジャケットは肩パッド入りで、下衣にタイト・スカートがよく着られた。他に男女ともトレンチ・コートがよく着用された。とくに男性の衣服幅が太いことからボールド・ルックがフォーティーズを象徴する。

プチット・フィーユ・ルック : petit fille look(フランス語)

プチット・フィーユ(少女・孫娘)の服装。リセエンヌ風の制服、木綿の白色丸衿ブラウスなど。日本語の少女服より上品な雰囲気。

ブッファン・スタイル : bouffant style(フランス語)

ブッファン的な(丸く膨らんだ)シルエットをした、エッグ・ライン、バルーン・ライン、バブル・ラインなどをもつ服装。ブッファン・スカート、ヴッファン・スリーブなどが代表的。ヘアスタイルでは逆毛を立ててボリュームを持たせて内巻きにしたものや、毛先を外側に巻いて丸みをもたせたもの。

フードラム・ファッション : hoodlum fashion

フードラム(不良少年)を象徴する服装。ズート・ルック、ティディ・ボーイ・ルック、パンク・ルック、モッズ・ルックなどの総称。

プペ・リック : poupée look(フランス語)

プペ(人形)のように可愛らしい少女ルック。ドール・ルックと同義。

フラッパー・ルック : flapper look

1920年代にフラッパー(お転婆娘)と思われた女性たちの服装。当時は社会や道徳的な制約にとらわれずに行動する女性が増加していたので、こう呼ばれる。赤色の口紅、断髪ヘア(ボブ)、ノースリーブのショート・ドレスなどが典型。ギャルソンヌ・ルックと同義。

ブリティッシュ・アイビー : British IVY

英国オックスフォード大学やケンブリッジ大学などにみられる、上流富裕階級の子弟たちの伝統的服装。あるいはこれをヒントにした服装。語義本来の米国東部8大学(アイビー)よりもクラシックなイメージがあり、区別するために使われる言葉。ブリティッシュ・アイビーは1920年代のスタイルが典型とされ、ポロやボート競技などで使われるクラブ・ジャケット、チルデン・セーター、スクール・マフラー、ボーター(カンカン帽)などが代表的。

ブリティッシュ・トラッド : British trad

英国式ライフスタイルに端を発した服装。ライフスタイルはナチュラル・ライフ(自然生活)とスポーツ・ライフ(運動生活)に大別され、英国紳士風や乗馬・ポロ・シューティング風の服装が形成されてきた。ナチュラル派にはアーガイル・チェックやタータン・チェックなどの伝統柄、ドニゴール・ツイードやハリス・ツイードなどの生地を使ったニッカーボッカーズ、ノーフォーク・ジャケットなどが代表的。スポーツ派にはダーク・グレー色かネイビー色のチョーク・ストライプか無地のスーツとストライプのシャツの組み合わせが代表的。派生したものに、テール・コート、モーニング・コート、ディナー・ジャケットなどのフォーマル・ウェア。

フリー・マーケット・スタイル : free market style

ロンドンやパリのフリーマーケット(蚤市)に売られている古着やりサイクル・ウェアを使って安物を主張する服装。フランス語でボロさを意味するフリップからフリップ・ファッションとも。

ブルジョワ・パンク : bourgeois punk

ジャンニ・ヴェルサーチティエリー・ミュグレー、シャネルたちのデザイナー・ブランドが手がけるパンク・ファッション。パンク・ルックの復活がファッション・デザイナーに影響を与えた服装なので、従来のパンクとは一線を画し、アヴァンギャルドなデザイン性を特徴にする。

プレウォー・ノスタルジー : pre-war nostalgie

プレウォー(第2次大戦前)の1930年代のファッションへの志向。1990年代になって際注目された。

フレンチ・アメリカン : French American

フランス的な感覚を採り入れたアメリカの服装。たとえばブルー・ジーンズにヨーロッパ風の花柄シャツなどを組み合わせる。

フレンチ・カジュアル : French casual

パリジェンヌの普段着、その小粋なカジュアル・スタイルのこと。お金をかけずに流行を適度に採り入れた、知的で個性的な着こなしが特徴。アニエス・ベーはその代表的なデザイナー・ブランド。

フレンチ・トラッド : French trad

フランス風のトラディショナル・スタイル。ジバンシーランバンイヴ・サンローランなどのクチュール系のスーツのこと。現在ではフランス人の目を通してみたトラディショナル・スタイルとして色んな服装が含まれるようになった。

フレンチ・パンク : French punk

フランス風に洗練させ、柔らかく表現したパンク・ルック。パンクは革にジッパーや鋲をたくさん打ちつけたスタイルで知られるロンドン発祥の若年層文化だが、この要素を既製服のデザインに採り入れ綺麗にエレガントに表現している。エレガンス・パンクやパリ・パンクとも呼ばれる。

フレンチ・マリン : French marine

フランス風にアレンジしたマリン・ルック。マリン・ルックにフランス風の色使い、ソフトな素材感、ゆったりしたシルエットなどで表現する。洗練されたリゾート感覚に特徴。夏に繰り返し出てくるリゾート・ファッションの一テーマとなってきた。

ベア・ルック : bare look

ベア(露出した)している服装。背中を露出した服はベア・バック、肩を露出した服はベア・ショルダー、腹部を出せばベア・ミドリフ。

ペア・ルック : pair look

ペア・スタイルとも。親子、兄弟姉妹、恋人、夫婦などがデザイン・素材・配色などで同じ服装をすること。また、アクセサリーやスカーフなどで共通のものを付けること。

ペザント・ルック : peasant look

ヨーロッパのペザント(農民)の衣装やそれをヒントにした衣装。女性はペザント・スカート(綿地でギャザー入り)、ドローストリング・ネックライン(衿ぐりに紐を通してギャザーを寄せる)、ゆったりギャザーを寄せた太い袖のペザント・ブラウス。素朴な野良着風をはじめ、刺繍やスモッキングを施したブラウス、ボディスと呼ばれる胴衣、大きく膨らませたダーンドル・スカートの組み合わせもある。ファーマーズ・ルックが類義語で、ペザント・ルックの方が民族色は濃い。

ベビー・ドール・ルック : baby doll look

1956年上映の映画「ベビー・ドール」に端を発し、シュミーズを短くしたドレス(ベビー・ドール)や小悪魔的な女性をいう。ナイトガウンの一種で、オフ・ボディのルーズなシルエットをもち、丈は短く裾や胸元にフリルやスモッキングを施したものなどバリエーションが多い。1990年代頃から薄地化がすすんでセクシー・ランジェリーの代表格になっている。

ボーイ・スカウト・ルック : Boy scouts look

ボーイ・スカウトの制服をヒントにした服装。カーキ色のツバの広い帽子、ネッカチーフ、同色のシャツと短パン、二―・ソックスの組み合わせが基本。

ボウリング・ルック : bowling look

1960年代に流行したボウリングをヒントにした服装。緩めのポロシャツを原型に、配色や背中のロゴ・プリントを特徴にするボウリング・シャツが基本。

ホット・クチュール・ルック : hot couture look

アヴァンギャルドなファッション・デザイナーが展開する、型破りな衣装。縫目を外側に出して手作り感を醸し出すのが定番。帽子、バッグ、マフラーなどに多用される。

ボディ・フリーク・ルック : body freak look

ボディ・コンシャスのフリーク(熱狂)な服装。ボディ・ラインにこだわり、大きなバストとくびれたウエストを強調するのが基本で、1990年代に注目された。

ボトム・アウト・ルック : bottom out look

シャツのボトム(裾)をパンツから外に出して着ること。1984年頃から若年層に広がった。当初はアバンギャルドのイメージも兼ねていたが、現在では着用層の年齢幅が広がり、ラフでルーズな着心地ゆえに幅広い支持を得ている。アウター・ボトム・ルック、オーバー・ボトム・ルックともいわれる。

ボニー・ルック : bonnie look

1930年代の大恐慌時代アメリカを舞台にした映画「俺たちに明日はない」(1968年)のフェイ・ダナウェイ扮する女性主人公ボニーをヒントにした服装。ミディ・スカート、ロング・カーディガン、シンプルなテーラード・ジャケット、Vネック・セーター、ベレー帽などが基本アイテム。全体的にロングでナローなシルエット。やや退廃的なムードの女性らしさを出す。サーティーズ・ルックの一種。

ボヘミアン・ルック : Bohemian look

チェコスロバキアの西部ボエミアの住人(ボヘミアン)のように、自由な放浪生活をするジプシーや世間の習慣に縛られない自由な芸術家をモデルにした服装。そこから

  • ジプシー・ルックのこと
  • 1920年代のパリやベルリンのボヘミアンたち(アーティスト、ライター、ミュージシャンなどの異邦人の服装

に大別される。後者の場合、貧乏だが粋で独創的な服装が多かった。
前者の場合、中近東からヨーロッパ南部にかけて放浪する漂泊民族(ジプシー)をヒントに、ペザント風ブラウスにボレロ、サッシュ・ベルト、ショールやストールなどで構成。中近東、スペイン、バルカン半島などに暮らしてきた多くの民族要素を含む。

ポペリスム : paupérisme(フランス語)

ポペリスム(貧乏)な状況を想像させる服装。シャビー・ルック、グランジ・ルック、フリー・マーケット・スタイルと同義。1990年代初頭の世界不況に端を発するといわれる。

ホーボー・ルック : hobo look

渡り労働者(ホーボー)をヒントにした服装。全体的にゆったりしたシルエットで、シャツ・オン・シャツのような重ね着に特徴。広幅のパンツが代表的で、洗いざらし感覚のコットン生地などラフな素材を多用。

ボールド・ルック : bold look

ボールド(大胆な・勇ましい)男性を思わせるような服装。1940年代後半から1950年代前半にいたる時期を念頭。スーツが特徴的で、肩幅、ラペル、ネクタイの幅が広く、肩をいからせ、派手な色調や大胆なストライプになっている。

ボンデージ・ルック : bondage look

フェティシズム・ルックの代表。ボンデージ(拘束・束縛・マゾ役)用の衣装で、身体を無理に締めつけるレザーやエナメル素材のパンツ・スーツと編みあげブーツが基本。ヴィヴィアン・ウエストウッドが積極的に取り入れ、パンク系のファッションがその典型となった。ミシェル・ファイファーの主演した映画『バットマン・リターンズ』でのキャット・ウーマンの衣装は典型的なボンデージ・スーツ。詳しくは「フェティシズム : fetishism」を参照。

ボンド・ルック : Bond look

ショーン・コネリーを主演に1960年代半ばから続いたシリーズもののイギリス映画「007」をヒントにした服装。ワイド・スプレッド・カラーのドレス・シャツ、サイド・ベンツのコンチネンタル・モデルのスーツ、黒色のニット・タイが基本。

マ行

マオ・ルック : Mao look

中華人民共和国主席だった毛沢東の服装と人民服をヒントにした衣装。立領(スタンド・カラー)、長袖の簡素なボックス型ジャケット、パンツの組み合わせが基本。

マスキュリン・ルック : masculine look

女性の着るマスキュリン(男性的)な服装。テーラード・スーツが基本。1930年代ハリウッド映画の女優、マレーネ・ディートリヒが典型。同義語にマニッシュ・ルック。下位語にタキシード・ルック、ダンディ・ルック。

マタニティ・ルック : maternity look

妊婦の着る衣服の総称で、ウエストの緩みを計算して作られている。また、ゆったりしたチュニック風の衣装も、こう呼ぶ。妊婦用の衣装は圧迫感を抑え、大きい腹部を目立たなくするデザインが多く施される。胸部のスモッキング、ルーズ・ウエストのオフ・ボディ・スタイルが特徴。最近ではデザインや用途も広がり、通勤用・職場用・パーティ用などが出現している。

マニッシュ・ルック : mannish look

女性の着るマスキュリン(男性的)な服装。テーラード・スーツが基本。1930年代ハリウッド映画の女優、マレーネ・ディートリヒが典型。同義語にマニッシュ・ルック、下位語にタキシード・ルック、ダンディ・ルック。

マリン・ルック : marine look

船員や水夫らの服装をヒントにした服装。セーラー・カラーのブラウス、セーラー・パンツ、一等航海士の着るオフィサー・ジャケット、ダッフル・コート、ヨット・パーカ、バルキー・セーター、ボーダー柄Tシャツなど。下位語にセーラー・ルック、ノーティカル・ルック、フレンチ・マリン、ウィンター・マリン・ルック(ウィンター・マリタイム・ルック)など。

マルコム・エックス・ファッション : Malcolm X fashion

急進派の黒人指導者マルコム・エックス(マルコムX)を主人公にしたスパイク・リー監督映画「マルコムX」(1993年)をヒントにした服装。マルコム・エックスの顔や文字をプリントしたTシャツ、Xマークの帽子その他のアイテムが中心。この映画は以後の黒人文化の流行を呼んだ。

マンテーラード・スタイル : man-tailored style

紳士服仕立を婦人服に使った衣服が基本。都会のキャリア・ウーマンが好むスタイルで、柔らかい仕立のテーラード・ジャケットを中心。

マンボ・スタイル : mambo style

キューバのラテン音楽「マンボ」やダンス「マンボ・ダンス」をヒントにした衣装。股上が深く裾が細くなったパンツに、裾を結んだシャツかボート・ネックのTシャツを組み合わせるのが基本。

ミディ・ルック : middy look

海軍少尉候補生ミッドシップマンらの水兵服をヒントにした服装。セーラー・カラー、丈の短いブラウス、ジャケットなど。

ミリタリー・ルック : military look

陸軍服をヒントにした衣装。エボレット(肩章)、金属ボタン、肋骨状の紐飾り(ブランデンブルク)、フラップ付きパッチ・アンド・フラップ・ポケットなど、ジャケットやコートのディテールに特徴。また、軍隊の余剰品や中古品を採り入れた服装やアーミー・ルックもミリタリー・ルックに入る。

ムッシュ・スタイル : monsieur style(フランス語)

全男性への敬称として使われるムッシュ(ムッシュー)をヒントにした服装。とくに中年男性の服装を指し、エレガントやカジュアルを自分らしく表現する。年齢層の高いスタイルの一つなので着用者と着用物が適合的かどうかがスタイルの良さを決める。ムッシュを口癖にするキャラクターに「名探偵ポワロ」がいる。

メキシカン・ルック : Mexican look

メキシコの民族衣装をヒントにした服装。ポンチョ、サロッペ、カミサ、クエイトルなど。中米特有の強烈な色彩の織物を使う。マヤ文明やアステカ文明の紋様を採り入れたものも含む。

メディエバル・ルック : medieval look

メディエバル(中世風)をヒントにした服装。騎士、僧侶、農民などをヒントにした、カバリエ、モンクス・ドレス、エンブロイダリー(色糸刺繍)など。カバリエは17世紀・18世紀に騎士たちの着用したブラウスで、フリル、レース、ピンタック、パフ・スリーブなどを使って装飾された。モンクス・ドレスは修道士が着る肩から垂直に垂れ下がりウエストで帯か紐で締めるゆったりしたドレス。

メンズ・ウェア・ルック : men’s wear look

紳士服の要素を婦人服に転用した衣装。堅めの仕立、素材・柄・色彩なども色々転用されている。キャリア・ウーマンが長期的に利用する服装をさし、流行で終わったマニッシュ・ルックやマスキュリン・ルックとは区別される。

モッズ・ルック : mods look

1960年代初頭、ロンドンに出現したモッズ(モダン・ジャズ)という若年層たちの服装。テディ・ルックの次に出現し、リーバイスジーンズ、ポロ・シャツ、丈の短い3つボタンのジャケット、米軍払下げパーカ、デザート・ブーツなど。この上でイタリア製の派手な柄のスクーターを乗り回すのが象徴的。

モトクロス・ファッション : moto-cross fashion

オートバイ(モトクロッサー)で山野を駆け巡り速度と技術を競うスポーツ(モトクロス)をヒントにした服装。丈夫な素材を使ったブルゾン、パーカ、ジャンプ・スーツ、トレーナーなど。カラフルなワッペンやバッジ、原色の配色や文字デザイン(レタード)やアップリケや文字プリントなどに凝る。

モンドリアン・ルック : Mondrian look

オランダの抽象画家モンドリアンの作品にみられる構図を採り入れた衣装。1965年にイブ・サンローランが発表。膝丈でHラインのワンピース。

ヤ行

ヤング・フォギィ・ルック : young fogey look

時代遅れのものを重視する若年層の服装。イギリスを中心に流行した言葉。

ユニセックス・ルック : unisex look

男女の性別をトランスした(超えた)ファッション。トランスセクシャル・ファッション、モノセックスと同義。詳しくは「ユニセックス」を参照。

ヨーロピアン・カジュアル : European casual

ヨーロッパ風のカジュアル・ルック。アメリカン・カジュアルに比べエレガントな雰囲気が特徴。

ラ行

ライダース・ルック : rider’s look

バイカー・ファッションともいわれ、オートバイ(バイク)の運転手たちをヒントにした服装。革のジャンプ・スーツ、難燃加工素材のレーシング・スーツなどをタウンウェアにしたもの。

ラガマフィン : ragamuffin

ラガマフィン(浮浪児・ボロを着た汚い人)を想像させる服装で、シャビー・ルックの男性版。ネオヒッピーの進化版。かなりルーズなカットソー、パッチワークのアイテムに帽子やマフラーを無造作に着ける。グランジ・ルックよりもおしゃれなストリート・ルック。

ラギッド・ルック : rugged look

ゴツゴツした(ラギッド)服装、つまりアウトドア・ルック。機能性や実用性が高い。ヘビーデューティ・ルックの1990年代リバイバル版。

ラ・レキュプ : la récup(フランス語)

回復・回収(レキュペラシオン)される衣服、リサイクル・ファッション。古着を再生させたり継ぎ接ぎを施したりして着る。類義語にリメイク・カジュアル。

リセエンヌ・ルック : lycéenne look

リセ(フランスの公立高校)に通う女子学生(リセエンヌ)をヒントにした服装。清楚で学生らしいシックな印象。

リメイク・カジュアル : remake casual

エコロジーを意識し古着を作り直したカジュアル・ウェア。ラ・レキュプと同義でリサイクル・ファッションのこと。古着を再生させたり継ぎ接ぎを施したりして着る。

ルーズ・フィット : loose fit

フィットをルーズした(失った)服装、つまりゆったりした服装で、対語にタイト・フィット。オフ・ボディとも。

レギー・ルック : leggy look

脚・足にポイントをおいた服装。たとえば、膝上まであるロング・ブーツ、カラー・ストッキングラメ入り・柄入りのストッキングなどを基本にミニスカートやホット・パンツを組み合わせる。

レトロ・スポーツ・ファッション : retrospective sports fashion

昔のスポーツ・ルックをヒントにした服装。19世紀・20世紀のゴルフやテニスの衣装がよくモデルにされる。

ロココ・スタイル : rococo style

18世紀フランスにみられた芸術様式ロココ時代(室内装飾に重点を置きシノワズリに向いた)の服装やこれをヒントにした服装。女性貴族たちのローブ・ア・ラ・フランセーズ(ポンバドゥール風ドレス)が典型。他にゆったりしたドレス(ローブ・ボラン)、ペチコート、胸当て(ストマッカー)など。ウエストを細く締め上げ、フープ・スカートを穿いた。男性の衣装はアビ・ア・ラ・フランセーズといい、金糸・銀糸やスパンコールで刺繍したジャケット(アビ)、ベスト(ウエスト・コート)、キュロットが基本で、レースのジャボやクラバットがつけられた。

ロシアン・ルック : Russian look

ロシア帝国の民族衣装を現代風に採り入れた服装。毛皮製コサック・キャップ、ブーツ、スモック風上衣(ルバシカ)、袖無しドレス(サラファン)、金糸・銀糸をサテンやビロードに施した前開き服(カフタン)など。

ロックンロール・ルック : rock’nroll look

1950年代に流行った音楽ロックンロールを愛好した若年者たちの服装。男性はリーゼント・ヘア、革ジャン、スリム・ジーンズが基本で、女性はポニーテール、サーキュラー・スカートに特徴。フィフティーズ・ルックの一つ。

ロマンティック・イノセント : romantic innocent

ロマンティックでイノセント(無垢)な服装。ミニスカート、白色ソックス、フラット・シューズの組み合わせが典型。リトル・ガール・ルックとも。対語にグランジ・ルックなど。

ロリータ・ファッション : Lolita fashion

少女服とよばれる幼い感じの服装。アメリカの作家、ウラジーミル・ナボコフの小説「ロリータ」が語源。

ロング・レイヤード : long layered

丈の長いもの同士を重ね着すること。ロング・ドレスの上にロング・カーディガンを組み合わせるのが典型。1993年頃からファッションショーで見られはじめ、全身を細く長く見せる効果がある。

ロンピング・セクシー : romping sexy

元気いっぱいの子供のようにコケティッシュで健康的な、かつセクシーな服装。ブラ・トップ付きジャンプ・スーツやマイクロ・ミニスカートなどが代表的。

ワ行

ワーク・ルック : work look

仕事着や作業着の要素を採り入れた服装。ワーキング・ルック、ワーク・ウェア・ルック、ファティーグ・ルックなどども。

ワンピース・ルック : one-piece look

一見ワンピースのようにデザインされたツーピースの衣装。対語にツーピース・ルック

おすすめファッション通販(売上げ重視)

エル・ショップ(ELLE SHOP)

インターナショナル・ファッション誌『エル・ジャポン』(ELLE JAPON)のエディターがプロデュースする、オンライン・セレクトショップです。ラグジュアリーブランドからアップカミングブランドまで、ファッションアイテムやライフスタイル提案商品を幅広くラインナップ。憧れのブランドがELLE SHOPだけに提供する、限定アイテムも要チェック。配送料:全国一律540円(税込)。

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リーバイ・ストラウスジャパン社の直営通販サイトです。ジーンズの原点にして頂点である「リーバイス501」を中心に、デニムジャケットやアクセサリ、ビンテージなど多彩なファッションアイテムを販売。この10年ほどはオンライン通販のおかげでリーバイスのジーンズが手に入りやすくなりました。

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