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ファッションの歴史と今をさぐるモード博物館

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新しい物には過去がつきまとい、普遍の物には変化がつきまといます。モードの世紀は21世紀ファッションの歴史を見守っています。

「モードの世紀」は2002年に開設して以降、450万回の表示数をかぞえ、のべ24万人の来訪者に親しまれてきました。

開設から最近まで、モードの世紀はおもに19世紀と20世紀のヨーロッパの歴史を追いかけてきました。そして2018年ころに19世紀までのファッション歴史と20世紀の細かい歴史をほぼ書き終えました。

このため、モードの世紀はいわばネタ切れ状態になりました。

モードの世紀の到達点

この過程でわかったことを2点に極論します。

  1. 洋服が世界中に普及して民族衣装や伝統衣装が消えた
  2. 世界中の民族衣装が洋服要素をとりいれ洋服になった

そして20世紀末にファッションの歴史やモードの歴史は終了しました。

これらのことに確信をもてたのが2021年。

1点目は誰もが実感し、いろんな研究も述べてきたことです。

2点目は誰もが気づかなかったことです。

民族衣装の歴史をながめますと、普段着すべてが洋服になったことが20世紀最大のモード現象です。

モードの世紀でなんども述べてきた普段着や民族衣装の洋服化は20世紀モードの歴史に大きな出来事でした。

イベント衣装に追いやられていた民族衣装の多くも普段着に代わり、イベント時に着る民族衣装は形骸化し、洋服の技術は必ず少し入っています。もちろん着物も旗袍も洋服になりました。

姉妹サイトの独立

この点をくわしくとりあげたサイトが「旗袍的新故事」と「着物ライフ」です。

これらを2021年6月と10月に独立させ、個別のドメインのもとで運営するようにしました。あまりにも「モードの世紀」のテーマが広く記事数も多かったので、実質的に「カオスの世紀」となっていたからです。

  • 旗袍的新故事…旗袍の歴史と意味をたどるチャイナドレス博物館
  • 着物ライフ…大正ロマンや昭和レトロから着物の今昔をたどるキモノ博物館

これまでファッションの歴史を勉強してきた私がもっともカッコいいと衝撃をうけたのは中国の旗袍とベトナムのアオザイでした。

これらについては「旗袍的新故事」で歴史や現状を展開しています。新サイトを作って肩の荷がかなり下りた気分です。

また、経済史の研究から派生したサイトに「ミシンの世紀」があります。開発以来のミシン歴史を網羅的に調べています。

モードの世紀の課題

ネタ切れのうえに、大きなテーマを姉妹サイトに独立させたわけですから、このままでは「モードの世紀」の運営をする意味がなくなります。

批判と理論:ファッション歴史の勉強方法を紹介

しかし、一つだけ「モードの世紀」の柱が残っています。これまでのファッション歴史の研究がほとんどダメだったことを批判したカテゴリ「批判と理論」です。

おしゃれとファッションの歴史:私にとってのモードを紹介

そして、いまでは新しい課題として私「もで」個人にとってのモードをふりかえって楽しみたいと思うようになりました。

マイファボのモードを「おしゃれとファッションの歴史」にて歴史や画像からいろいろご紹介していきます。

ファッション通販のおすすめサイトと最新アイテムを紹介

また、よく知り合いや教え子たちから尋ねられるのが「どの通販がいいの。有り過ぎて選べない」というインターネットの問題です。

Google検索は文字検索でも画像検索でも上位に広告が表示されています。同じ商品が検索結果にならんで吐きそうになる人も多いです。

そこで「ファッション通販おすすめサイト」「ファッション最新アイテム」をご紹介しています。みなさんがファッション通販でショッピングしやすくなれればいいなぁと思います。

これらのカテゴリーが「モードの世紀」の課題と構造になります。

アーカイブの使い方

これまで書いてきた記事を大雑把に「ファッション用語集」や「アーカイブ(凍結記事)」へ格納しています。

ファッション用語はつねに変化しています。

世代を超えたりジャンルを変えたりすると壁にぶつかるのがカタカナ用語。カタカナの多いファッション用語をわかりやすく整理したり説明したりしています。

これらの情報からアパレル産業の基本事項やファッション検定試験の必要事項などをさがすことができます。

さいごに

個人でウェブサイトを運営するうえで励みになるのがコメントだったりSNSでの拡散だったりします。

お気軽にメッセージをくださったり、SNSでイイネやシェアをしてくださったりすれば私「もで」は嬉しいです。

なお、誤字脱字や文意不明などを見つけられましたら、お問合わせ欄からご報告いただければ幸いです。

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