ファッション関係書のブックレビュー

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ファッション関係書のブックレビューです。

多くのファッション歴史書がペラで終わってしまった20世紀。

とくに世界服飾史とかいってヨーロッパしか扱わなかった深井系が酷かったですね。

21世紀になってから精力的で精密な本がいくつか出版されています。それらを少しずつ探しだして書評しています。

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世界の民俗衣装─装い方の知恵をさぐる─:田中千代

本書は世界各地の民俗衣装を装い方に注目して紹介した本です。生活に密着した衣装を取り上げたい著者の思いは土着の衣装を「民俗衣装」と考えます。お得なことに現地語の衣装名や習慣名も説明しているのでまさに生活密着の衣装を身近に感じることができます。
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国際理解に役立つ民族衣装絵事典

本書は「伝統と外来のものがとけあった」という視点から今の民族衣装のダイナミズムを伝えてくれます。グローバルな時代を生きてグローバルな出会いをとおして世界人となる子供たちが見て音読して想像して、そんなグローバル体験を1冊でできる楽しい本です。
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デニム・バイブル:カウボーイからキャットウォークまで

リヴェットなどデニムのディテールにこだわった記事から掘り起こし、デニムの歴史を現代にまで展開した精力的な本です。時代ごとに章立てされ、ほとんどデニムの写真や着用者の写真で埋めています。章冒頭の時代背景と無数の写真には簡潔な説明があります。
2021.11.04
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501XXは誰が作ったのか?:リーバイ社とリーバイスの歴史

この本はリーバイスの歴史を述べた本です。著者の言葉ではインダストリアル・ヒストリー。本書は、リーバイ社の個人史と会社史を中心に、背景となるアメリカ史はもちろん、ミシンやボタンなどの関連メーカーにも言及し、広くて深いできばえになっています。
2021.11.04
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モードの社会史 – 西洋近代服の誕生と展開

モードの社会史 - 西洋近代服の誕生と展開。能沢慧子さんの「モードの社会史」は、14世紀にヨーロッパの衣服がヨーロッパらしくなったという観点に注目し、ヨーロッパのファッション史を述べたものです。14世紀の展開を著者はどこに求めるのでしょうか。
2021.10.28
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ソニア・リキエルのパリ散歩:パリと知性へのリスペクト

サン・ジェルマンへのソニアの愛は知性の集まる場所だという根拠がわかります。現代のガブリエル・シャネルと呼ばれる所以は知名度よりも、知性をリスペクとするこの思いが一致しているからかと思います。
2021.10.28
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ブランドの世紀:時間と地域とブランドを旅する本

ブランドの世紀 : 本書はブランドはどのように成立したのか、海外ブランドになせ日本の消費者はあこがれるのか、などの疑問を解決するために、前史として欧米ブランドの歴史を分かりやすく紹介しています。貴族社会の黄昏から近代社会が誕生する頃の事情(ブランド前史)をロンドンとパリから出発し、ブランド好きな消費大国としてアメリカと日本(東京)を取り上げています。
2021.10.29
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The Swinging Sixties:An iconic decade in pictures

本書はスウィンギングと呼ばれた1960年代の写真集です。1頁あたり1点の写真を載せて簡潔なフレーズと説明を添えています。その上ペーパーバックなので読みやすく見やすく、300頁弱あるので読み終えた時には不思議と1960年代に詳しくなっています。
2021.10.30
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ブルー・ジーンズの文化史:リーバイ・ストラウス社監修

ジーンズを愛する人が楽しく書いたのだなと感じる一冊です。、今や最も多く着用される衣料品であり、また、オークションにも頻繁に出品され落札されるヴィンテージ文化の代表的存在でもあります。
2021.11.26
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放浪のデニム:グローバル経済に翻弄されるジーンズの世界

放浪のデニム : 普段よく穿くジーンズを通じてグローバル経済を述べたものです。重層的に製造される衣料品には「Made in」のラベルが意味の無いものだということを知ります。本書の一番の醍醐味は世界中に蔓延している「Made in China」の製品が中国製ではない点を指摘した点です。
2021.10.28
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