ジョン・ワイツ:意外に知られない戦後アメカジ代表格

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ジョン・ワイツ(John Weitz)は1923年にドイツのベルリンに生まれたファッション・デザイナーです。
アメリカのピエール・カルダンまたはハーディ・エイミスとして知られていました。明言されたことがありませんが、戦後アメカジ(アメリカン・カジュアル)の代表格といっていいように思います。

経歴

元レーシング・ドライバーで世界選手権を獲得しています。乗馬、ヨットにも堪能でした。ベストセラー小説“The Value of Nothing”、“Man in Charge”の著者でもある多彩な才能の持主としても名があります。
オックスフォード大学に学び、パリのエドワード・モリヌー店で修業後、渡米し、メンズ感覚の女性用スポーツウェアに取り組みました。第2次世界大戦中、陸軍大尉として兵役に服しました。

ジョン・ワイツ John Weitz (1975)

ジョン・ワイツ John Weitz (1975) via RTÉ Archives | Lifestyle | John Weitz Fashion

就職

ジョン・ワイツはアメリカで活躍し、スポーツウェアを得意としました。
戦後、彼の作品はロード・アンド・テーラー(Lord & Taylor)に認められ、ここを拠点に実用的なスポーツウェア、現代生活にマッチした機能的な婦人服の製作に従事しました。
この分野での仕事は非常に先駆的で、ピージャケットと白のパンタロンの組合せ、ストラップレス・ドレス、ブラジャーショーツの組合せなどがファッション界に衝撃を与えました。
1960年にジョン・ワイツは高級既製服に進出し、デザイン画と素材見本から顧客が服を自由に選べるように企画されたセールス・プランは画期的でした。
1963年にナイロン・ストッキングの開発で有名なデュポン社がジョン・ワイツとコラボレーションを行ない、当時市場規模が大きいと注目され始めていた10代消費者層(ティーンエイジャー)向けに、明らかに長すぎるコンセプトを思いつき「よきマナーのルック」Well-Mannered Look を打ち出しました。
また、ガソリンスタンド従業員のユニフォーム、リーバイ・ストラウス社と組んだジーンズのデザイン、カウボーイ・ジャケット、ジャンプスーツ、カバーオールズの作業服を手がけました。この頃、自社商品の販売先にスーパーマーケットを見込んでいた点は先駆的です。
1970年以降はもっぱらメンズウェアとアクセサリー製作に力を注ぎました。
1978年には男性化粧品や家具にも進出しました。
1974年、コティ・アメリカ・ファッション批評家賞を受賞。

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いろんなファッション歴史の本を読んで何も学べなかった残念なファッション歴史家。パンチのあるファッションの世界史をまとめようと思いながら早20年。2018年問題で仕事が激減したいま、どなたでもモチベーションや頑張るきっかけをください。

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