アーカイブ(凍結記事) Chanel:The Couturiere at Work 本書はガブリエル・シャネルのデザインした衣服を時系列に追った作品の歴史です。写真は半分がガブリエル本人の着用写真、半分が他の人々の着用写真。イラストも少し載っています。写真・イラストは1頁あたり1~2点。画像資料の多さに負けずたくさん説明があり解説が鋭いです(後述)。英語なのでちょっとしんどいですがお勧めです。 2018.03.20 2021.11.28 アーカイブ(凍結記事)
アーカイブ(凍結記事) 目でみる女性ファッション史:青木英夫・メイS青木 目でみる女性ファッション史 : 本書は1858年から1975年初頭までを扱った西洋ファッション史です。文字サイズが大きめなので読みやすく、白黒ですが写真が多いので楽しく読めます。フレデリック・ワース以後のデザイナーと作品を中心に、同時代の資料(とくにファッション・プレートや雑誌など)を主に用い、社会的背景を眺めながら述べています。 2018.03.10 2021.12.08 アーカイブ(凍結記事)
モード歴史と女性美基準の転換 ナイロン・ストッキング:デュポン社の開発と急速な普及 ナイロン・ストッキングとは1930年代にアメリカで開発されたナイロンで作られたストッキングのことです。ナイロン・ホーズとも呼ばれます。1940年に販売されて以来、それまでの絹製・木綿製などのストッキングを駆逐していき、今では女性用ストッキングの圧倒的な位置に立っています。 2018.03.01 2021.12.13 モード歴史と女性美基準の転換
ブックレビュー The Swinging Sixties:An iconic decade in pictures 本書はスウィンギングと呼ばれた1960年代の写真集です。1頁あたり1点の写真を載せて簡潔なフレーズと説明を添えています。その上ペーパーバックなので読みやすく見やすく、300頁弱あるので読み終えた時には不思議と1960年代に詳しくなっています。 2018.02.20 2021.11.28 ブックレビュー
ストッキング・ソックスの歴史 ストッキング:意味や歴史とタイツとの違い ストッキング Stocking とは爪先から大腿部分を密着して覆う靴下のことで、主に編まれた靴下を指します。アングロサクソン語の木製編針(ストック stock =木の枝)を用いていたことが語源です。特に肌の色が透ける程度に薄手のものをストッキングと呼び、肌が透けないのはタイツといいます。日本語で長靴下、英語で hose または hosiery ともいいます。 2018.02.11 2021.12.14 ストッキング・ソックスの歴史
1960年代ファッション ミニスカートの発明者はクワントかクレージュかそれとも? このページでは、戦後のミニ・ドレスやミニスカートはどのように登場してきたのか、そして誰が普及させていったのかという点に絞って見ていきます。モードの歴史としてはミニドレスがあって、その後ミニスカートが追従したと思われます。 2017.06.02 2023.10.11 1960年代ファッション
1960年代ファッション ゴーゴー・ブーツ:アンドレ・クレージュの衝撃 ゴーゴー・ブーツ : アンドレ・クレージュの1964年春コレクションは世界中のファッション業界に衝撃を与えましたが、最大の革命だったのは服よりもむしろ靴でした。彼の制作したゴーゴー・ブーツは、踵が低く脹脛(ふくらはぎ)高さのブーツ。白のプラスチック製で、装飾は上部の近くにはっきりした切り抜き溝があるだけでした。 2017.03.01 2021.11.28 1960年代ファッション
ファッション歴史 バック・ダンサー イレブンプレイの衣装:星野源「恋」 星野源「恋」のプロモーション・ビデオに出ているバック・ダンサー「イレブンプレイ」(ELEVENPLAY)の衣装が可愛くて、私の教え子が「いつ頃の?」と気になっていました。彼女の意見や感想を聞きながら調べてみました。キーパーソンはヘプバーン。 2017.02.22 2025.04.11 ファッション歴史
ブックレビュー 性とスーツ:現代衣服が形づくられるまで 性とスーツ : モダンな男性のテイラード・スーツを主に取り扱い、スーツを帰結とする近現代の男性衣装の展開を概観しています。また、それに呼応した女性衣装も20世紀を中心に取り上げられています。男性服の歴史を見ると女性服の歴史が意外に分かりやすいと知りました。 2017.01.30 2021.11.28 ブックレビュー
批判と理論 モードとファッションの意味や関係から途上国日本の文化を考察 モードとファッション : このページではフランス語と英語を参照して、モードとファッションの関係を考えています。現代からみて、モードに高級なファッション、ファッションに俗的なファッションを当てはめるのは妥当でしょうか…。21世紀が Mode or Fashion を乗り越えたとしても、Mode and Fashion は未だにカオスにいると思います。結論付けは難しいのですが、皆さんと一緒に考えたいと思います。 2017.01.20 2021.11.27 批判と理論
アーカイブ(凍結記事) ファッション・ボックス 永遠のモード アントニオ・マンチネッリのファッション・ボックスは、ビキニ、トレンチコート、ゲピエールなど16種の衣服を取り上げ、映画女優が着用している場面を映画作品から図録化したものです。 2017.01.20 2021.11.28 アーカイブ(凍結記事)
アーカイブ(凍結記事) ファッションクロノロジー:NJ・スティーヴンソン 写真を豊富に掲載し、代表的な衣装や化粧などを丁寧に説明しているので、ファッション年代記がよく分かります。著者のNJ Stevensonはロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業し、1996年からファッション・ライターやスタイリストとして活躍しています。 2017.01.19 2021.11.28 アーカイブ(凍結記事)
1960年代ファッション 黄色のストラップ・ガールは誰か 先日から探しまくったアンドレ・クレージュの写真。モデル女優は相変わらず分からんままですが、キタコレ、同じ撮影での別写真をやっと発見しました。アンドレ・クレージュのミニスカートの作品はどれかと探していたら、たまたま遭遇。 2017.01.16 2025.04.10 1960年代ファッション
ブックレビュー モードの帝国:男性モードは黄昏に女性モードは誘惑に 山田登世子『モードの帝国』を書評しています。20世紀末に訪れた高度消費社会のもとで、男性のモードが黄昏に向かったのと逆に、女性のモードは誘惑を増し、男女間の性の在り方(エロス)を変容させました。モードの帝国 は男女を形(表象)から捉えて、エロス変容の光景を語ります。 2017.01.15 2021.12.03 ブックレビュー
ブックレビュー 20世紀モード史:民衆衣装に注目する安定した叙述 20世紀モード史 : 20世紀民衆衣装の変遷を網羅的に辿った図書。20世紀初頭から1970年代までを扱い、広範囲の地域を取り上げて近代化に洋服が普及した経緯を述べています。冒頭から民俗衣装と既製服に注意し、一般民衆の衣装に多くのページを割いている点が特徴です。焦点は20世紀ですが、19世紀までの概略についても一般民衆が取り上げられるため、安定した読みやすい叙述がなされています。 2017.01.13 2021.11.28 ブックレビュー
シューズ・ブーツの歴史 ブーツ:言葉の説明とシューズ・ブーティなどとの違い 靴の一種ブーツの歴史や種類を説明しています。ブーツ boots とは深靴・長靴のこと。足の踝(くるぶし)よりも深くカバーする靴のこと。踝よりも下までの靴はシューズ(shoes)、短靴。素材には、革、布、ビニール、ゴムなどが用いられます。 2017.01.12 2022.01.12 シューズ・ブーツの歴史
アーカイブ(凍結記事) パコ・ラバンヌ:プラスチック小片を針金でつないだ未来感覚のドレス 1964年に最初のコレクションでプラスチックの小片を針金でつないだ未来感覚のドレスを発表。カルダンやクレージュとともにラバンヌもまた未来派デザインを構築しました。ラバンヌだけは生地素材を刷新し、裁縫ではない別の接合方法で衣服を制作したわけです。 2005.02.04 2021.11.28 アーカイブ(凍結記事)
ファッション歴史 マドンナ:セックスシンボルの表現を変えつづけた大スター マドンナ Madonna は1958年に米国ミシガン州デトロイト郊外のベイ・シテに生まれた歌手・女優です。マリリン・モンローの再来と呼ばれましたが、マドンナは時代とともにセックスシンボルの表現法を変えて自分のスタイルを潰していくパフォーマンスと感覚の高さを特徴をしています。 2004.09.29 2023.11.13 ファッション歴史
ファッション歴史 ユニセックス :ルックの展開とLGBT時代から見直した特徴 ユニセックス unisex とは男女の性が結合された状態を意味し、モノ・セックス(単一の性)、ノン・セックス(性無し)も同義。トランス・セクシャル・ファッションとも呼ばれ、男女の性別を超越したファッションの総称です。 2004.06.22 2023.02.24 ファッション歴史