ミシェル・クラン(Michel Klein)は1957年にパリのモンパルナスに生まれたファッション・デザイナーです。
パリ美術学校を中退した後、1972年にイヴ・サンローランのコレクション用プリント・デザインの仕事に従事し、1974年にはドロテビスのニット・デザインを手がけました。
ミシェル・クランの独立
1980年に「ミシェル・クラン」ブランドを自費発表。翌1981年、パリにブティックをオープン。1986年に、全てを自己管理するという新しい組織「ミシェルクラン有限会社」を設立しました。
1987年にプレーオークレーク通りにレディース・ブティックをオープン。1989年に、1990年春夏コレクションで日本デビューし、株式会社イトキンとライセンス契約を締結。順調に販売網を拡大しました。また、この年にアクセサリー部門の製造もはじめています。
1988年にはクリスチャン・オジャールのコレクション・スタイリングをスタート。また、1994年からはギ・ラロッシュのオート・クチュール部門のデザイナーも手がけています。
2004年春より、20~30歳のキャリアをターゲットにした新ブランド「ミシェル クラン ノアール」(MICHEL KLEIN Noire)を発売。シャープさの中にエレガンスを共存させ、デザインはシンプルに、素材やシルエットラインにこだわった商品を提案。
2004年現在、23店舗の日本のブティックを含め世界中に160以上の小売店をかかえ、既製服以外にも、香水、家具、織物と幅広い活躍をしています。
コメント