ミニスカート
このページではミニスカートの概要を説明しています。
ミニスカートとは、膝上丈のスカートやスカート部分のことです。
ミニスカートは貫頭衣の時代からありました。貫頭衣は仕事着として室内着として兼用されていました。
仕事着と外出着と室内着に分化した20世紀の文脈では、ミニスカートは1960年代前半に出現した膝上丈スカートを指します。
ミニスカートの出現とともに、スカートの丈を示す言葉は床上から膝上に変わったと、よくいわれます。
そして1960年代には、膝上5センチ、10センチ、20センチなどのミニスカートが登場。
やがてはマイクロ・ミニという半ケツ上体のミニスカートまで出てきます。
併用アイテム
1960年代の女性ファッションの大きな特徴が、ミニスカートの出現と同時に成立した脚の露出です。
むき出しの脚を彩るために、次のようなものが付帯的に流行しました。
- カラーストッキング
- レース・花柄のストッキング
- ロング・ブーツ
- ストッキング・ブーツ
などです。
スカート周辺の状況
ミニスカートの流行とともにコートや下着などにもミニ丈のものが増えました。
ミニスカートは丈が短いだけでなく、スカートを小さく見せるという側面ももっています。
この面から発展したのがヒップボーン・スカートで、ベルト位置をウエストラインからヒップボーンにまで落としています。
他方で、マクシ(マキシ)やロンゲットとよばれた丈の長いスカートも好まれました。ミニスカートの緊張感に対する倦怠感です。
関連記事
先にも言いましたようにミニスカートは1960年代ファッションの大きな特徴です。
ミニとマキシでスカート丈は網羅されたので、その後のスカートは間を行ったり来たりするようになります。
まさにミニスカートこそラストモダンを象徴するアイテムだったといえます。
「モードの世紀」ではミニスカートのデザイナーたちの記事もあります。あわせてご覧ください。
他にもたくさんあります。
また、外部リンクで、ミニスカートをテーマにした韓国女子アイドルAOAのMVを詳しく紹介した記事もあります。
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