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パンツが見える。:羞恥心の現代史

パンツが見える。 : パンツを穿くという習慣が近代以後の現象だという点をさまざまエピソードを交えて書いています。作られた伝統(伝統の創造)を聞いたことのある方々にとっては、その一類型に過ぎない面もありますが、意外に知られていないエピソードも多いと思います。
1960年代ファッション

ロラン・バルトのモード論集:シャネルVSクレージュ

ロラン・バルト『ロラン・バルト モード論集』を書評しています。大著『モードの体系』よりも噛み砕いてわかりやすい、ロラン・バルトの初期のモード論集です。
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台湾少女、洋裁に出会う:母とミシンの60年

台湾少女、洋裁に出会う : このページは「週刊読書人」に掲載された書評記事です。同社許可のもとに転載しています。(初出)「週刊読書人」2016年12月9日号、6面
アイテム別用語集

ハイヒール:ローヒールの対語で踵の高い靴や台のこと

ハイ・ヒール(ヒール・アップ)とヨーロッパで定着した経緯を説明しています。ハイ・ヒールはドレス・アップしたときに用いるパンプス、サンダル、ブーツに用いられることが多い。踵が10cm程度以上の場合は、とくにピン・ヒールといわれる場合もある。
アイテム別用語集

パンプス:足の甲を露出させたスリッポン型の浅靴の総称

パンプス pumps とは、履き口を大きく切って、足の甲を露出させたスリッポン(slip-on)型の浅靴の総称。スリッポンとは紐、留め具、ベルトを用いずに履く靴のこと。
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ブルマーの社会史:女子体育へのまなざし

『ブルマーの社会史』を書評しています。ブルマーの社会史 は、日本で1910年代から体育の授業で着用が義務付けられ、90年代に廃れていったブルマーの近現代史をまとめたものです。20世紀初頭から流行り始めた女子教育と運動を関係づけて述べています。19世紀的な袴が世紀転換期にはくくり袴となり、1910年代にブルマーが定着しはじめました。
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チャイナドレスをまとう女性たち : 本書は、同時代の広告や雑誌記事を参照して社会史的な関心を合わせながら、近代における旗袍女性(モダンガールや新女性)と「伝統の創造」の関係を追っています。チャイナドレスの中国語は旗袍(チーパオ)。中国国内のデパートや高級レストランで見ることの多い旗袍は、日本でも人気が高いです。
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ミシンと日本の近代:消費者の創出

このページは「週刊読書人」に掲載された記事です。同社許可のもとに転載しています。〔書評〕著:アンドルー・ゴードン/翻訳:大島かおり『ミシンと日本の近代―消費者の創出―』(みすず書房) 単著 2013年8月
ファッション歴史

パターンの意味や略史とアパレル産業でいうパターン

パターン pattern とは、型・原型、模型、様式、見本のことです。中国語で紙様、裁剪様板。ファッション用語としてのパターンは以下の2つに大別されます。
アイテム別用語集

オーセンティックの意味・基準・復興

ファッション用語としてオーセンティックとは伝統的なものとして使われるか、本物志向という意味で使われます。オーセンティックの類義語にはトラディショナル、オーソドックス、コンサバティヴなどがあります。
アイテム別用語集

ドルマン・スリーブの問題点と種類

ドルマン・スリーブ : dolman sleeve とは、袖つけ(袖ぐり)がゆったりとして、袖口にかけて細くなったスリーブ(袖)のこと。袖無、七分袖、長袖などがあります。
アイテム別用語集

ラグラン・スリーブ:アオザイやスポーツウェアの袖

アオザイに取り入れられているラグラン・スリーブの構造や利点を説明しています。ラグラン・スリーブは、襟ぐりから脇下に切替線を設けて袖布を縫いつける方法。または、それによって付けられた袖のことをさします。スリーブの中で有名なひとつです。
アイテム別用語集

カットソー:わかりにくいファッション用語を解説

分かりにくいファッション用語「カットソー」を説明しています。カットソー cut & sewn とはニット生地で作られた衣類の内、裁縫工程(裁断・縫製)を経て作られた衣類のことです。単に《cutしてからsewした衣類》ということではありません。下図で示した赤色の枠に区分されるのがカットソーの衣類です。
ファッション用語集

セットイン・スリーブ:袖つけの基本形で接袖・定型袖・付設袖とも

洋裁技術の一大手法であったセットイン・スリーブについて説明しています。セットイン・スリーブ set-in sleeve とは袖つけの基本形で普通袖のこと。肩から脇にかけて縫った場合の袖、または袖つけ作業をさします。縫い目はほぼ垂直になっています。英語でset-in sleeve(定型袖)、attached sleeve(付設袖)。
批判と理論

スリーブ(袖):辞書分析からみた意味と基本的な種類

袖は日本のファッション用語で最も混乱している言葉の一つです。このページでは辞書類の説明を元に基本形(接袖、セットイン・スリーブ)、対立形(連袖)、折衷形(ラグラン・スリーブ)と区分した上で、袖についてまとめています。
ワンピースとスカートの歴史

スリットの意味と種類:使用例をまじえて説明

スリットを説明しています。スリットは切り込み、裂け目、割れ目、切り口、隙間などの意。英語「slit」から。スリット・アームホール、スリット・スカート、スリット・ネックライン、スリット・ポケットなど。
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ヴィヴィアン・タム(谭玉燕):斬新なトレードマーク「東西融合」

ヴィヴィアン・タム (谭玉燕)は、ニューヨーク・コレクションに参加する中国人女性のファッション・デザイナー(衣服設計師)。1983年に自身で設立したEast Wind Code, Ltd.のCEOとチーフ・デザイナーをも務めます。斬新でトレードマークにもなっている「東西融合」(East-meets-West)姿勢に貫かれたファッション・デザインは国際的に評価が高いです。
ブックレビュー

世界の民族衣装文化図鑑 1・2:文化人類学の結集

UCLA付設フォーラー文化史博物館地域衣装研究所所長を務めるパトリシア・リーフ・アナワルトの『The Worldwide History of Dress』(2007年)の邦訳版である。
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アントニオ・カスティーヨ:パカンやシャネル等を遍歴

アントニオ・カスティーヨ:Antonio Castillo は1908年にスペインのマドリードに生まれたファッション・デザイナーです。1963年にランバンを離れ自分のメゾンをオープン、コレクションを発表しました。