およばれのドレス(杉野芳子・田中千代)
このページでは「婦人画報」1967年1月号、30頁・31頁に特集された「お正月の晴着」から「およばれのドレス」をご紹介しています。
撮影は藤井秀喜、デザインは杉野芳子と田中千代です。
赤いカクテルドレス:杉野芳子
リード文
ウールダブル幅の半分が、ボーダーふうに透けて織られた布3メートルでパーティードレス2着をつくった、その一着です。上部全体を透けた部分であつかい、紐の下を切替えて、前スカートだけにフレヤーを入れて、このドレスのポイントにしたもの。四季を通じて着られるだけでなく、広い範囲にきずに着られるよさももっています。
出典 「婦人画報」婦人画報社、1967年1月号、31頁
リード文批評
透け感は低め。
ドレスの色が映えている分、靴が貧相に見えます。
服の特集なのでそうなるのでしょうか…。
ショートブーツかミドルブーツがほしいところ。
市松喜祥文様のショートイブニング:田中千代
リード文
七五三の帯地1本を残りなく使ってこしらえた夜のドレス。ツーピースになっているので、上部を黒いビロードやラメにしたり、反対にスカートをかえることもできて変化がたのしめます。毛皮のストールをあしらえば、若い方の正装用として豪華な装いです。
出典 「婦人画報」婦人画報社、1967年1月号、31頁
リード文批評
パネルべたべたのワンピースドレス。確かに豪華です。
この作品もミニスカートです。
靴が貧相なのは同上。
「婦人画報」1967年1月号の表紙と目次(外部リンク)はこちらをご覧ください。
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