黄色のストラップ・ガールを教えてください

ロマンモード 新春の色を着る(中嶋弘子)

1960年代ファッション
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ロマンモード 新春の色を着る(中嶋弘子)

このページでは「婦人画報」1967年1月号、46頁~49頁に特集された「お正月の晴着」から「ロマンモード 新春の色を着る」をご紹介しています。

撮影は秋山庄太郎、デザインは中嶋弘子、衣装提供は吉忠です。

特集リード文

色彩豊かなのがこの冬の特徴ですが、ことに新年はきれいな色の映えるときです。訪問や軽い集まりに、気軽くお召になれるものをえらんで、若い方のためにデザインしたアンサンブルとドレスです。「婦人画報」1967年1月号、46頁

特集リード文批評

刊行時には新年を迎えていないのに、刊行時と思われる11月か12月には新年の流行を捉えていることになります。

といっても、実際に流行するかどうかはわからないので、流行を捉えるよりも流行を想定するといった方が正確かもしれません。

以下、アンサンブル2点とワンピース・ドレス2点が紹介されています。

若草色のアンサンブル

若草色のアンサンブル。出典 「婦人画報」婦人画報社、1967年1月号、46頁。

リード文

ざっくりと軽く織られた変りツイードです。胸高にビロードのボウを飾ったプレーンなドレスは、軽い集まりに役立ちます。打合せなしの上衣の衿と袖口にも、ドレスと同じデザインをくり返した、清楚な若々しいアンサンブルです。「婦人画報」1967年1月号、46頁

リード文批評

打合いがないので軽く見えますが、ツイードを使っているので質感はあります。

それでいて衿がゆったりしていて可愛らしい。なかのワンピース・ドレスと似合っていますね。

ツイードとはJIS用語で、太い羊毛を使って平織か綾織に織、縮充起毛を行ない、粗鋼な感じを出した紡毛織物です。また、これに類似した織物も含めます。

ビロードとはヴェルベットのことで、これもJIS用語。パイルの短い経パイル織物です。

添毛織物の一種で、経毛ビロードと緯毛ビロードの2種があります。綿ビロード、コール天、ブラシ天、別珍などの種類があります。

レモン色のアンサンブル

レモン色のアンサンブル。出典 「婦人画報」婦人画報社、1967年1月号、47頁。

リード文

サージふうにつくられた、軽くて適度な張りのあるウール地です。チェックと無地の組合せは、若い方に親しみやすく、着こなしやすく、用途の広いアンサンブルです。「婦人画報」1967年1月号、46頁

リード文批評

一見フェルトにも見えるサージ風の生地に、打合いがないので、かなり軽く見えます。

それでいて衿がゆったりしていて可愛らしい。なかのワンピース・ドレスと似合っていますね。
ふわっとした質感が出ています。

花柄のドレス

花柄のドレス。出典 「婦人画報」婦人画報社、1967年1月号、48頁。

リード文

細糸をからみ織した、かるいジャージーはなつかしいモスリンのような感覚です。花園のような布地は、そのまま若い方のドレスにぴったりです。胸の切替から舌を、縦に切替えて、細っそりと体にそわせた午後から夜のおよばれにたのしいドレスです。「婦人画報」1967年1月号、48頁

リード文批評

胸から始まる切替のおかげで、花柄が4つのキャンバスで展開されているように、少しぜいたくな気分。

柄がごてごてしている分、衿をすっきりと低めの立領、つまりスタンディング・カラーにしているのがカッコいいです。

花柄に黒いビロードのドレス

花柄に黒いビロードのドレス。出典 「婦人画報」婦人画報社、1967年1月号、49頁。

リード文

お花畑のように、小花の咲き乱れたきれ地は、同じジャージーです。黒いベルベットをアルプスの娘のチョッキのようにはめこんだ可愛いドレスです。「婦人画報」1967年1月号、48頁

リード文批評

先ほどの作品よりも小さい花が布一面にまぶしてあります。

ベルベットはビロードのことで先述。

アルプスの娘のチョッキとは、アルプスの少女ハイジの赤色のチョッキを想定しているでしょう。

ただし、あちらは胸元を紐で結んでいるのに対して、こちらのチョッキは黒色の花をつけているので、少し想定年齢がずれます。

こちらの方がハイジよりも年齢が高めになりましょう。

アルプスの少女ハイジ
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新春の色を着る

リード文

新しい年のロマンテックスは、色の美しさとマテリアルの豊富さ、上質さが特徴です。ツィーディーな織ものから、なめらかなウール地、軽いジャージーなど、スポーティーカラドレッシィーまで、あなたのモードに、いますぐお役にたてる、新しい感覚と技術でつくられたマテリアルの用意ができあがりました。「婦人画報」1967年1月号、49頁

リード文批評

カタカナをたくさん使った文章で、漢字が極端に少なくなっています。

織物すら「織もの」となっています。

また、色、感覚、技術は漢字で、素材をカタカナにしているのは、そこを強調したかったからか…。

マテリアルは2回使われています。

「婦人画報」1967年1月号の表紙と目次(外部リンク)はこちらをご覧ください。

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