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ファッション・デザイナーの時期別リスト
このページでは、林邦雄の記した「ファッション・デザイナーの系譜と活動」をまとめています。期待は見事に裏切られました。「系譜」というから学歴と職歴でパターン化してくれていると思ったらただの固有名詞リスト。

デザイナー(設計師):言葉の意味と変遷
デザイナー designer とは設計、意匠、計画などの意味を持つデザイン業をする人(設計師)。ファッションの分野においては、印象や主張を衣服の形態として具現化させる役割を果たします。古来から人間は衣服を設計し裁縫してきました。19世紀フランスではその工程が分化し、設計部門(デザイン部門)が肥大化し始めました。そしてデザイナーが独立職(独立色)を強め、主導的立場になっていきました。

アパレル apparel:言葉の解説と辞典の誤解
アパレル apparel は英語の古語で、衣服や衣類を意味し、紳士服、婦人服、子供服の総称です。広義では靴やアクセサリーを含みます。アパレルに既製服の意味を持たせるのは間違っています。

ゼファー:zephyr 生地、繊維、製品の各種類と意味
ゼファー zephyr は、西風、微風(そよ風)、軟風の意。この意味から、ファッションでは、ごく軽い材料で作られた衣類・織物を指します。特に、婦人用ブラウスや、スポーツ用の軽いニットのセーター、バスローブなどが代表的です。

エル(Elle):1945年創刊の女性向けファッション雑誌
エル Elle は1945年にフランスで創刊された女性向けファッション雑誌です。当初は週刊誌で、婦人服・子供服のデザイン、編物、手芸その他の一般記事も多く載っていました。Elleはフランス語で「彼女」の意味。この雑誌は服の選び方,着こなしなどに独特のセンスがあり、洋服のカラーは〈エル・カラー〉として高く評価されています。

ドレスの意味と種類:細かい定義や呼称問題から
ドレス dress は英語由来のカタカナで、衣服の総称です。衣服や服装を意味し、衣服を着る、正装する等の動詞として使われる場合もあります。日本語で着物、中国語で袍が当てはまります。ドレスの種類は非常に多く、形、素材、TPO、時間や季節、形やデザインなどによって区別されます。従って、一つのドレスでも幾つもの呼び方があります。

普通袖(セットイン・スリーブ):奇妙なファッション用語の意味
普通袖 : 英語のset-in sleeveの訳語です。set-in sleeveは、布を身頃部分と袖部分に裁断した後に縫合した袖や技術を指します。日本語では袖付けや袖縫い、中国語では接袖や装袖といいます。普通袖とは洋裁を基準とした「普通」です。

セットイン・スリーブ:袖つけの基本形で接袖・定型袖・付設袖とも
洋裁技術の一大手法であったセットイン・スリーブについて説明しています。セットイン・スリーブ set-in sleeve とは袖つけの基本形で普通袖のこと。肩から脇にかけて縫った場合の袖、または袖つけ作業をさします。縫い目はほぼ垂直になっています。英語でset-in sleeve(定型袖)、attached sleeve(付設袖)。

ギャップ:GAP
ギャップ GAP は、1969年にサンフランシスコのジーンズ専門店から始まったアパレル会社です。1990年代以降は、自社ブランドだけを展開するようになりました。アメリカ人が家族で着る日常着がコンセプトです。

アニエス・ベー:日常生活をテーマにした女性デザイナー
アニエス・ベー Agnès B. は、本名アニエス・トゥルブレ。1942年、パリ郊外ヴェルサイユにある弁護士の家に生まれたファッション・デザイナー。ラ・ヴィ・コティディエンヌ(日常生活)がテーマならモード界最大の影響力をもつ女性デザイナー。

ジャン・キャシャレル:Jean Cacharel
身につけたテーラー技術は婦人服製作に大きく活かされ、若さとスポーティ感覚で、フランスのスポーツウェア界の第一人者と目されるまでになりました。

ヴォーグ:最古のファッション雑誌の特徴や略史と雑誌カバー
ヴォーグ Vogue は1892年にアメリカで創刊したファッション雑誌です。ファッション誌の代名詞になるほど有名な女性雑誌です。ヴォーグ は「流行や人気」の意味をもつことから、この雑誌は文字どおり新しい流行を先取りした流行雑誌ともいわれます。

ベネトン:飽くなき企業拡大の経緯と世界制覇の要因
ベネトン Benetton は、イタリアのカジュアル衣料品企業です。他企業の買収や多角経営化によって企業規模が拡大し続けています。一時期、F1にも進出し、その知名度は非常に高いです。

ソニア・リキエル:生粋のパリジェンヌからニットの女王へ
20歳で結婚。専業主婦でしたが、市販のマタニティ・ドレスに適当なものがないため、1962年に自分用にマタニティ・ドレスをデザインし、これがデザイナーになるきっかけになりました。

ピエール・カルダン:ライセンス戦略でオート・クチュール界を陳腐化
ピエール・カルダン Pierre Cardin は1960年代に宇宙服のデザインとライセンス戦略でオート・クチュール界を陳腐化させたデザイナー。その軽快で簡潔なデザインはアンドレ・クレージュと並んで称賛されます。無機質な素材を使った幾何学的ラインや大胆で独特なシルエットが特徴です。