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ヘルムート・ニュートン写真集:ベルリンで行なわれた写真展の図録

ヘルムート・ニュートン写真集 : ベルリン新ナショナルギャラリーで行なわれたヘルムート・ニュートン写真展の図録として作られたものです。1920年にベルリンに生まれて以来、知性と芸術の最先端に位置するこの都市と関わり続けてきた写真家の80歳を祝福する本でもあります。
批判と理論

モードはモデラートをどう見るか:モードが刻む最新基準

モードと名前の付いた学校や商店は色々あります。どのような形にせよ、モードはそのつど最新の規準を刻みます。このページでは、服飾で最も重要かつ最も漠然としたモード(mode)について、モデラートとの関係から考えています。
ブックレビュー

性とスーツ:現代衣服が形づくられるまで

性とスーツ : モダンな男性のテイラード・スーツを主に取り扱い、スーツを帰結とする近現代の男性衣装の展開を概観しています。また、それに呼応した女性衣装も20世紀を中心に取り上げられています。男性服の歴史を見ると女性服の歴史が意外に分かりやすいと知りました。
ブックレビュー

エロチックな足 足と靴の文化誌:足と脚のもつ威力と魅力

エロチックな足 足と靴の文化誌 : 数々の性欲を刺激する特徴を作りだした器官として足を捉え、靴を人間に奉仕する以上のものとして捉え、足と靴のもつエロティック(性的)な側面を数々の逸話で満たしたものです。中でもセックス・アピールをするのは女性の足だと述べています。
批判と理論

ドレスの意味と種類:細かい定義や呼称問題から

ドレス dress は英語由来のカタカナで、衣服の総称です。衣服や服装を意味し、衣服を着る、正装する等の動詞として使われる場合もあります。日本語で着物、中国語で袍が当てはまります。ドレスの種類は非常に多く、形、素材、TPO、時間や季節、形やデザインなどによって区別されます。従って、一つのドレスでも幾つもの呼び方があります。
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恋のエチュード:アイロンの場面と破壊力満点の名セリフが印象的

フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』から、女性が男性に発する必殺の台詞について述べています。フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』(1971年、フランス)は一人のフランス人男性と二人のイギリス人女性に湧いてくる恋の映画です。原作の影響から、3人の日記を読み進める形で映画が進みます。描かれる恋は恋の障害といわれ、かなりチグハグに進展していきます。
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恋する惑星(王家衛):錯綜した距離感を楽しむ方法

ウォン・カーウァイ監督作品から不思議な距離感について述べています。「恋する惑星」は狭く雑然とした重慶マンションとその周辺を舞台に5人がみせる束の間の恋。大きな物語を排除し、さまざまな笑いや切なさをワンシーンの威力に込めた新しいスタイルです。
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モデラート・カンタービレ:恋愛エクスタシー5秒前

モデラート・カンタービレ : マルグリット・デュラスの小説 から恋愛のモードとエクスタシーを考えています。
批判と理論

モードとファッションの意味や関係から途上国日本の文化を考察

モードとファッション : このページではフランス語と英語を参照して、モードとファッションの関係を考えています。現代からみて、モードに高級なファッション、ファッションに俗的なファッションを当てはめるのは妥当でしょうか…。21世紀が Mode or Fashion を乗り越えたとしても、Mode and Fashion は未だにカオスにいると思います。結論付けは難しいのですが、皆さんと一緒に考えたいと思います。
1960年代ファッション

アントニオーニ「欲望」:写真は真実を語るのか?

「欲望」はミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画この映画は、20歳の新進気鋭のカメラマンの日常にターゲットを絞り、1960年代ロンドンのポップカルチャーをとても暗く撮した作品です。
ファッション歴史

ジーンズとデニムの起源と歴史

ジーンズ jeans は細綾の丈夫な綿布(jean≒cotton denim)で作られたズボン(パンツ)。1960年代後半から70年代前半にかけて世界的に日常着として一般化しました。
ブックレビュー

モードの帝国:男性モードは黄昏に女性モードは誘惑に

山田登世子『モードの帝国』を書評しています。20世紀末に訪れた高度消費社会のもとで、男性のモードが黄昏に向かったのと逆に、女性のモードは誘惑を増し、男女間の性の在り方(エロス)を変容させました。モードの帝国 は男女を形(表象)から捉えて、エロス変容の光景を語ります。
批判と理論

普通袖(セットイン・スリーブ):奇妙なファッション用語の意味

普通袖 : 英語のset-in sleeveの訳語です。set-in sleeveは、布を身頃部分と袖部分に裁断した後に縫合した袖や技術を指します。日本語では袖付けや袖縫い、中国語では接袖や装袖といいます。普通袖とは洋裁を基準とした「普通」です。
ブックレビュー

20世紀モード史:民衆衣装に注目する安定した叙述

20世紀モード史 : 20世紀民衆衣装の変遷を網羅的に辿った図書。20世紀初頭から1970年代までを扱い、広範囲の地域を取り上げて近代化に洋服が普及した経緯を述べています。冒頭から民俗衣装と既製服に注意し、一般民衆の衣装に多くのページを割いている点が特徴です。焦点は20世紀ですが、19世紀までの概略についても一般民衆が取り上げられるため、安定した読みやすい叙述がなされています。
シューズ・ブーツの歴史

ブーツ:言葉の説明とシューズ・ブーティなどとの違い

靴の一種ブーツの歴史や種類を説明しています。ブーツ boots とは深靴・長靴のこと。足の踝(くるぶし)よりも深くカバーする靴のこと。踝よりも下までの靴はシューズ(shoes)、短靴。素材には、革、布、ビニール、ゴムなどが用いられます。
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近代日本の身装文化 「身体と装い」の文化変容

本書は当時の衣服構造と裁縫技術を踏まえ、現代に残る膨大な資料(絵画・写真等の画像資料、新聞・雑誌・小説等の文献資料)を細かく分析し、身装の展開を丁寧に説明しています。
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日本婦人洋装史 新装版

日本婦人洋装史 : 日本女性の洋装史を主題にした通史。19世紀中期から始まる通説とは異なり、西洋服装が到来した16世紀に端緒を求めた視点が新鮮です。
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パンツが見える。:羞恥心の現代史

パンツが見える。 : パンツを穿くという習慣が近代以後の現象だという点をさまざまエピソードを交えて書いています。作られた伝統(伝統の創造)を聞いたことのある方々にとっては、その一類型に過ぎない面もありますが、意外に知られていないエピソードも多いと思います。
1960年代ファッション

ロラン・バルトのモード論集:シャネルVSクレージュ

ロラン・バルト『ロラン・バルト モード論集』を書評しています。大著『モードの体系』よりも噛み砕いてわかりやすい、ロラン・バルトの初期のモード論集です。