ニコラ・ジェスキエール:2013年にルイ・ヴィトンへ

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ニコラ・ジェスキエール(Nicholas Ghesquiere)は1971年にフランスに生まれたファッション・デザイナー。
ジャンポール・ゴルチエのアシスタントや、ティエリー・ミュグレーのニット・ウェアのコンサルタントなどを経て、26歳のときにバレンシアガのヘッドデザイナーになりました。2003年現在で6年目(2012年に退任)。
2013年にルイ・ヴィトンの女性コレクションのディレクターに就職(マーク・ジェイコブスの後任)。

ニコラ・ジェスキエール Nicholas Ghesquiere via Nicolas Ghesquière | LOUIS VUITTON

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バレンシアガとの法廷闘争

ニコラ・ジェスキエールはバレンシアガ社との契約終了の2週間後に、イギリスのロンドンを拠点とするファッション誌『システム』で「慎みとデリカシー」を欠いたインタビューを繰返したと提訴。
そもそもバレンシアガ社はニコラに対する契約解除の賠償金として880万ドル(約8億9,000万円)を支払うことに合意していました。その交換条件がバレンシアガ社への誹謗を他言しないことでしたた。それをニコラ側が『システム』誌の一連のインタビューで約束を破ったという流れ。結局、2014年にバレンシアガ社はニコラを提訴し、10億円の賠償請求を行ないました。

関連リンク

  • Nicolas Ghesquière | LOUIS VUITTON – ルイ・ヴィトンの公式ウェブサイト。ルイ・ヴィトンの女性コレクションの芸術監督に加わったニコラ・ジェスキエールの略伝。

関連図書

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この記事を書いた人

いろんなファッション歴史の本を読んで何も学べなかった残念なファッション歴史家。パンチのあるファッションの世界史をまとめようと思いながら早20年。2018年問題で仕事が激減したいま、どなたでもモチベーションや頑張るきっかけをください。

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