エディ・スリマン
エディ・スリマン Hedi Slimane は、1968年にフランスのパリに生まれたファッション・デザイナー。グラン・ド・ゼコールを卒業後、エコール・ド・ルーブル(ルーブル美術学校)で美術史を学び、テーラーとしての教育を受けた。
1990年からジョゼ・レヴィのメゾンでファッションディレクターを務め、1994年からはジャン・ジャック・ピカールの下でアシスタントも経験した。1997年にイヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ・オムのアーティスティック・ディレクターに就任。翌1998年からは、ジーンズ・ライン「サンローラン」も手がける。
01・02秋冬に向け、2000年にクリスチャン・ディオール・オム(紳士服ブランド)が創設され、クリエイティブ・ディレクターとしてエディ・スリマンが抜擢された。
彼のスーツは女性セレブにも愛用者が多いヒップなアイテムである。建築への関心が強く、特に2000年から02年にかけ、ベルリンのクンスト・ヴェルゲが行なっているアーティスト・レジデンシィ・プログラムに参加し、ベルリンの様々な場所や人々を写真に収めるなど、ベルリンの都市建築への憧憬が大きい。
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