この冬新鮮なコートたち 中嶋弘子:婦人画報 1975年1月号
ここに紹介するのは「この冬新鮮なコートたち」と題されたレナウン・ファッションの広告です。
「婦人画報」1975年1月号、120頁~123頁に掲載されました。
- デザイン:中嶋弘子
- カメラ:鈴木勝己
- ヘア:矢野トシコ(シバヤマ)
- 帽子・ストール:萬久
- バッグ:ウィンター
- ブーツ:ダイアナ銀座店
- PARIS “ROGA” MANTEAU DE PLUIE, REWNOWN LOOK
- 製品:レナウンルック〈ロガ〉
特集リード文
年が明けても、まだまだ北風の吹きすさぶ毎日が続いています。でも、新しいっていいことですね、やっぱり……。街中がとても新鮮に見えるし、通りすぎていく人々の表情も明るくて活気に満ちています。北風なんかに負けてはいられません。新しい生活、新しい喜びを街中の人に伝えたいんです。今年初めて袖を通すこの1枚のコートが、そんな気持ちをもたらしてくれました。
出典「婦人画報」1975年1月号、120頁
シングルのトレンチ・スタイル・コート
![シングルのトレンチ・スタイル・コート:この冬新鮮なコートたち。](https://i0.wp.com/mode21.com/wp-content/uploads/fujingaho-197501-p120.jpg?resize=729%2C1000&ssl=1)
「婦人画報」1975年1月号、120頁。
リード文
シングルのトレンチスタイルのコート。大きなチェック地そのままに大胆に着こなしたいもの。パンタロンのときは前を開けるともっとマニッシュな感じに。21900円。色/グリーン・グレー・ワイン・茶。
出典「婦人画報」1975年1月号、120頁
リード文批評
マニッシュ=ボーイッシュ。
ガンクラブ・チェックのトレンチコート
![ガンクラブ・チェックのトレンチコート:この冬新鮮なコートたち](https://i0.wp.com/mode21.com/wp-content/uploads/fujingaho-197501-p121.jpg?resize=674%2C1000&ssl=1)
「婦人画報」1975年1月号、121頁。
リード文
ガンクラブチェックのトレンチコート。トレンチコートは無雑作にさりげなく着こなすのがコツ。ラフさのなかにも小粋な感じが漂います。冬のワードローブにぜひ一枚ほしいスタイル。23900円。色/茶・ブルー。
出典「婦人画報」1975年1月号、120頁
リード文批評
チェック柄で柔らかさを出したトレンチ・コート。ガンクラブ・チェックは黒色・白色に赤茶色が加わった3色構成のチェック柄。詳しくはこちら(ガンクラブ・チェック)。
ジョーゼットのしっかりしたコート
![ジョーゼットのしっかりしたコート:この冬新鮮なコートたち](https://i0.wp.com/mode21.com/wp-content/uploads/fujingaho-197501-p122.jpg?resize=727%2C1000&ssl=1)
「婦人画報」1975年1月号、122頁。
リード文
ジョーゼットのしっかりしたコートの味も捨てがたいものです。軽くて着ごこちもよく、何よりもスッキリしたシルエットがきれい。幅広のベルトがポイントになっています。19900円。色/茶・ブルー・赤・黒。
出典「婦人画報」1975年1月号、121頁
ジョーゼットのシングルコート
![ジョーゼットのシングルコート:この冬新鮮なコートたち](https://i0.wp.com/mode21.com/wp-content/uploads/fujingaho-197501-p123.jpg?resize=667%2C1000&ssl=1)
「婦人画報」1975年1月号、123頁。
リード文
これもジョーゼットのシングルコート。スポーティーな感覚でさっそうと着こなしてもいいし、帽子やバッグ、なかに着るものの組み合わせで、素材を生かした上品なスタイルにまとめてみるのも可能です。19900円。色/グリーン・赤・ベージュ・こげ茶・黒。(サイズはいずれも7〜13)
出典「婦人画報」1975年1月号、121頁
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