パッチワーク:デザイン・森岡サチコ/カメラ・鈴木勝己
このモザイク感が暖かそうで、つい取り上げました…。「婦人画報」1975年1月号 : 正月歳時記 特集の一つ。
本誌は岩下志麻さんが登場するということで正月早々にヤフオクで買いました。表紙もかっこよく、掲載されているファッション関係の写真がカラフルだっだったり大胆だったりで、多くの作品を気に入りました。
- デザイン:森岡サチコ
- カメラ:鈴木勝己(鈴木勝巳?)
- 協力:ヤマナシ・ヘムスロイド
リード文
北風が窓ガラスをカタカタいわせるような日は、なぜか毛糸の暖かさが恋しくて、つい編みものカゴに手をのばしたくなります。いつもとりとめのないもので終てしまいがちなものも、今年は一つの作品にまとめてみます。一つ一つのピースは小さくても、沢山集まれば大きな作品になるパッチワークの本と首っぴきで編むわずらわしさもなく、自由に編みものが楽しめます。
このマットは極太の二本どりですが、糸を細くして壁にかけてもいいし、もっと大きくなるとベッドカバーにも、じゅうたんにもなります。くすんだ色を使えば、落ち着いた感じに、明るい色を使えばかわいい感じになります。棒針編みの嫌いなひとはかぎ針だっていいのです。編みこむ模様も自分だけのデザインで。
クッションはモヘアをまぜたのでフワッと暖かくなりました。あなた自身の手で、自分だけのオリジナルを楽しんでください。
出典 「婦人画報」1975年1月号、180頁。
コメント