アントニオ・マラス
アントニオ・マラス Antonio Marras は、1961年にイタリアのサルディニア島アルゲーロ、生地店の息子に生まれたファッション・デザイナーです。アントニオ・マラスは故郷のアルゲーロで暮らすことを諦めず、当地からミラノとパリへ頻繁に行きますが、創造力、インスピレーション、素材を求めて故郷によく戻ります。
創業と展開
生地屋を営んでいた家族の影響もあり、1983年に自ら衣料店を経営。1987年には妻パトリツィアの呼びかけでプレタポルテのコレクションを開きました。コレクションの名前は「Piano piano dolce Carlotta」。その後10年間、イタリアの有名なファッション会社数社でアドバイザーとして活躍を続け、1996年、ローマでオート・クチュール・コレクションを発表。念願の自店「アントニオ・マラス」をオープンしました。
オート・クチュールで3度のショーを経た1999年、レディースのプレタ・ポルテも始めました。翌2000年には、「トレンド・レ・コパン」のデザインをも手がけたり、サルディニア島の伝統的な技術を駆使したラボラトリオ・ラインもスタートしたりと、活躍はめざましいものでした。
2002年、ゲストとして参加したフローレンスでのピッティ・オムのコレクションで、初めてメンズ・コレクションを発表。また、2003年春夏コレクションでは、自分のコレクションで育ててきたメンズラインを独立させスタート。2003年9月には、LVMH下のケンゾーにクリエイティブ・ディレクターとして就任。ケンゾーの現代性を称賛しつつも、自身のブランドとの融合も楽しみたいというアントニオ・マラス。
2007年5月、アントニオ・マラスはセカンド・ラインの ISOLA MARRAS を公開し、2008-2009年秋冬シーズンにオープンしました。その後、ミラノに本部を設立しました。アントニオ・マラスは故郷のアルゲーロで暮らすことを諦めず、当地からミラノとパリへ頻繁に行きますが、創造力、インスピレーション、素材を求めて故郷によく戻ります。次のページと文章からはマラスの地域性と国際性が融合したダイナミズムを受け取ることができます。
Antonio Marras is an Italian fashion designer from Alghero, Sardinia. He stands out on an international level among his peers, because of his strong creativity and peculiar personality of his hometown. Due to his culture roots, the textile is simple and traditional but the style is enriched with original details.
Antonio Marras has always been fascinated by the world of theatre and especially art. He says Art for me is a passion. If I am interested in an art exhibition or a theatrical performance, I will always put my energy into it. Art for me is a source of inspiration, for its images and fascinating sensations.
He also collaborates with the Opera and the Festival of Sanremo.
via Marras Art Exhibition – international luxury management
彼は彼の強い創造性と彼の故郷の独特な性格のために、国際レベルのファッション・デザイナーの中でも際立っています。 彼の文化のルーツを探ると、繊維はシンプルで伝統的ですが、スタイルは細部に富んでいることが分かります。アントニオ・マラスは常に劇場、特に芸術の世界に魅了されてきました。彼は私にとってアートは情熱だと言います。 芸術展や演劇に興味があれば、私はいつも自分のエネルギーをそこに入れていきます。 私のためのアートは、そのイメージと魅力的な感覚のインスピレーションの源です。彼はまた、サンレモのオペラやフェスティバルに協力しています。
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