ウェディング・ドレス:婦人画報1968年10月号
この2点のウェディング・ドレスは「婦人画報」婦人画報社、1968年10月号、25頁に掲載されたものです。
カメラは大倉舜二、協力は伊勢丹。
モデルのメイクが可愛いくて表情が強めなのと、新婦2人が並ぶのは珍しいので取りあげました。
リード文
ウェディング・ドレスのデザインは、肌をあらわにしないのがエチケット。気品高く、優雅な雰囲気が最上です。ネックレースとイヤリングは真珠。手袋は布製かスエード。ドレスの袖口と手袋の間から肌をみせないのが正式ですが、若い人は短い手袋も可愛いもの。靴はドレスと共布が正式ですが、革製でも、なるべき単純なパンプス。「婦人画報」婦人画報社、1968年10月号、24頁
リード文批評
エチケットやマナーは時とともに変わるものですが、ひとまず露出度を控えろというのがウェディング・ドレスのエチケットと述べています。
エチケットというよりマナーの方がしっくりきます。
気品高く優雅な雰囲気を出すのであって、普段からそのような人物かどうかは関係ない点はよく冗談でも言われるところです。
花を飾ったウェディング・ドレスとレースのウェディング・ドレス
リード文
花を飾ったウェディング・ドレス ウエストに花をおいた交織ふくれ織の可愛いドレス(18,600円)。
レースのウェディング・ドレス リボンレースの柄の美しさをいかしたプレーンなドレス(27,900円)。「婦人画報」婦人画報社、1968年10月号、24頁
リード文批評
右のドレスはウエストポイントをはっきりさせて、左のドレスはウエストを強調しないプレーン。
右のドレスはタックがカッコいいです。
左のレースのドレスは脚のラインがそこそこ透けて見えているのが目立ちます。
こんな恰好で結婚式されたら脚ばかり目がいってしまいそう…。
2点とも豪華です。
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