ニットコートの着やすさ ロマン・ミナサラ

1960年代ファッション
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ニットコートの着やすさ ロマン・ミナサラ

ニットは不勉強すぎて、いつ頃に製品の水準が上がったのか、1960年代なのかなぁと想像するだけしかできません。
この広告を見ると1970年代にはニットのコートが出ていることを知って驚いています。

特集リード文

軽くて着やすいという点ではニットにまさるものはありません。特にロングコートは、あまり重すぎる材質は不むき。ロマンとイタリアのミナサラが共同でつくった、すぐれた素材の、カットのよさをいかしたコートです。

出典婦人画報 1973年11月号92頁

特集リード文批評

ふつう、ロングコートは織物や毛皮で作るものです。この時代になってそれが重くて「不むき」と判断できますが、昔は重いままでした。主題は材質なので、共同開発の素材はカッティングしやすいニット生地なのだと思います。糸ではなさそうです。

オフホワイトのコート

ロマン・ミナサラの広告「ニットコートの着やすさ」。「婦人画報」1973年11月号、92頁。撮影・大倉舜二。

リード文

ダブルコートのシルエットの美しさ。昼も夜も、どんな服の上にも着られて便利です。おしゃれなミセスにおすすめします。

出典婦人画報 1973年11月号93頁

リード文批評

衿のアクセントが強いので帽子で対抗させるのが無難かと思います。衿と打合いに施されたパイピングがかっこいい。

赤いコート

ロマン・ミナサラの広告「ニットコートの着やすさ」。「婦人画報」1973年11月号、93頁。撮影・大倉舜二。

リード文

真っ赤なステンカラーのコートは、ボタンをかくした仕立て。かすかにフレヤーを出したのも、今年の流行の一つです。

出典婦人画報 1973年11月号93頁

リード文批評

ボタンを隠してあっさりさせたのはナイス。フレヤーはフレア。後身頃を広めにとって裾をAライン風に仕立てたのでしょう。

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この記事を書いた人

いろんなファッション歴史の本を読んで何も学べなかった残念なファッション歴史家。パンチのあるファッションの世界史をまとめようと思いながら早20年。2018年問題で仕事が激減したいま、どなたでもモチベーションや頑張るきっかけをください。

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