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モード歴史と女性美基準の転換

オート・クチュールの誕生:ヴァルター・ベンヤミンのモード4

オート・クチュールの誕生 : ヴァルター・ベンヤミン Walter Benjamin は『パサージュ論』の中で、モードの特徴をつかむ短文をいくつか書きならべています。ヴァルター・ベンヤミンが無意識に捉えたオート・クチュールの誕生に関する文章を説明します。
ブックレビュー

ブルー・ジーンズの文化史:リーバイ・ストラウス社監修

ジーンズを愛する人が楽しく書いたのだなと感じる一冊です。、今や最も多く着用される衣料品であり、また、オークションにも頻繁に出品され落札されるヴィンテージ文化の代表的存在でもあります。
ブックレビュー

放浪のデニム:グローバル経済に翻弄されるジーンズの世界

放浪のデニム : 普段よく穿くジーンズを通じてグローバル経済を述べたものです。重層的に製造される衣料品には「Made in」のラベルが意味の無いものだということを知ります。本書の一番の醍醐味は世界中に蔓延している「Made in China」の製品が中国製ではない点を指摘した点です。
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ペニス・シューズ:ヴィヴィアン・ウェストウッド 1995年

ペニス・シューズ 男根靴 は1995年にヴィヴィアン・ウェストウッドによって設計されました。この靴は彼女の 「エロティック・ゾーン」コレクションの一環で、12世紀の男性と女性が着用した長くて尖ったプーレーヌ(poulaines)を茶化したものです。このページでは中世と比較しました。
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かぶりもの・きもの・はきもの:民俗民芸双書

かぶりもの・きもの・はきもの : 本書は、著者の父・宮本勢助の影響から、日本の服物・服装の種類と変遷と系統について書かれた本です。父勢助の研究法である文献史料、民俗調査、服物収集を踏襲して書かれているので、概ね民俗学的な衣服史となっています。本書の構成は2部構成で、前半に「服装の種類と変遷」、後半に「服物の種類と変遷」に分かれています。
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グランドマスター(王家衛の映画):概要・カンフーの意味・旗袍

グランドマスター : この映画は現実のカンフー(葉問)が映画のカンフー(李小龍)に転換する時代を描いた作品です。一つの時代が終わったことを感じました。周知のように、この映画は、ブルース・リー(李小龍)の実際の師匠だったイップ・マン(葉問)を取り巻く、厳しい時代の中国カンフー史(功夫史)が題材です。極寒でも映像は熱いです。雪が綺麗でした。
1960年代ファッション

ゴーゴー・ブーツ:アンドレ・クレージュの衝撃

ゴーゴー・ブーツ : アンドレ・クレージュの1964年春コレクションは世界中のファッション業界に衝撃を与えましたが、最大の革命だったのは服よりもむしろ靴でした。彼の制作したゴーゴー・ブーツは、踵が低く脹脛(ふくらはぎ)高さのブーツ。白のプラスチック製で、装飾は上部の近くにはっきりした切り抜き溝があるだけでした。
モード歴史と女性美基準の転換

サイクリング時の裾のまくれ:ヴァルター・ベンヤミンのモード3

サイクリング時の裾のまくれ : ヴァルター・ベンヤミン Walter Benjamin は『パサージュ論』の中で、19世紀パリ女性が自転車に乗る姿を繰り返し述べています。このページではシャルル・ヴェルニエ(Charles Vernier)という画家の二つの絵をめぐって、ヴァルター・ベンヤミンのいう《サイクリング時の裾のまくれ》について当時の絵とともに確認します。
モード歴史と女性美基準の転換

脚の隠蔽と露出:ヴァルター・ベンヤミンのモード2

前回の「ベンヤミンのモード : 初期形態からの変態」に続き、サイクリングが一つのキーワードです。相反する意見を比較してみましょう。
モード歴史と女性美基準の転換

初期形態からの変態:ヴァルター・ベンヤミンのモード

ベンヤミンのモード : ヴァルター・ベンヤミン(Walter Benjamin)の『パサージュ論』は未完成の著作物で、近代パリ、または19世紀の首都パリに関わる事柄をテーマ別に分けた引用集とメモ帳から成り立っています。
アイテム別用語集

ニッカーズとブルーマーズ:意味の説明と辞書の分析

ニッカーズとブルーマーズ : これらはよく混乱される用語です。いずれも19世紀中頃に作られ、膝丈のゆったりしたズボンで、裾を絞ります。いずれも欧米で流行りました。形態は似ていますが、呼称の由来は全く別の道を進みました。結論から言いますと、ブルーマーズはニッカーズの1種です。その点を比較的新しい辞書を起点に古い辞典も参照して押さえましょう。
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苧麻・絹・木綿の社会史 「新・木綿以前のこと」を加筆

本書は、いつどのように苧麻・絹・木綿が栽培され、利用されていったかを文献史料と類推から述べたものです。古代・中世・近世の衣料原料の生産と、それをめぐる政治・社会経済的関係を考察した研究はありません。本書は、その盲点を系統的に、歴史展開の筋道として見通すことを目的にしています。
ファッション歴史

バック・ダンサー イレブンプレイの衣装(2):星野源「恋」

星野源「恋」のプロモーション・ビデオに登場するバック・ダンサー「イレブンプレイ」の衣装を取り上げました。今回はダーツやボタンなどなど、イレブンプレイ のバック・ダンサー4名の衣装にみる技術的な話を簡単にします。
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ギルバート・エイドリアン:MGM社でガルボらの衣装をデザイン

ギルバート・エイドリアン Gilbert Adrian は米国コネチカット州に生まれたファッション・デザイナー(衣服設計師)です(1903-1959)。よく映画のクレジットでは、単にエイドリアン Adrian と記されます。映画衣装分野の開拓者であると同時に、主にMGM社でグレタ・ガルボ Greta Garbo らの衣装を作りました。
ブックレビュー

デニム・バイブル:グラハム・マーシュほか

デニム・バイブル : 本書はデニム・パンツ(ジーンズ)の歴史を述べた本です。章冒頭に時代背景の説明、本文の多数の写真に簡潔な説明があります。
ブックレビュー

モード・イン・ハリウッド:女優とデザイナーにまつわる映画衣装の逸話

『モード・イン・ハリウッド』は、ハリウッド映画と衣装の見えないドラマを掘り起こして、ファッション業界誌「繊研新聞」にサタデー・スペシャルとして連載を続けている一部をまとめた本です。映画のクレジットにデザイナー名は出てきますが、きちんと映画を論じた批評や評論に服飾を焦点にしたものはほとんどありません。映画と衣装の関係を知りたい場合、この本から出発するのがお勧めです。
1960年代ファッション

アンドレ・クレージュのメリー・ジェーン・シューズ

アンドレ・クレージュは最初の既製服ファッション・デザイナーの一人で、その名は履物にも及びます。この平坦な メリー・ジェーン・シューズは、パンチの効いた色と大袈裟な正方形状の爪先・舌皮をもち、クレージュの未来的衣装の完全な付属物でした。
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グレタ・ガルボ マレーネ・ディートリッヒ:世紀の伝説 きらめく不滅の妖星

1930年代のハリウッド映画で人気を二分したグレタ・ガルボとマレーネ・ディートリッの経歴、作品解説、評論、出演場面を収めています。映画場面の写真が多く、合間を縫って経歴や作品解説や評論がひしめき合っています。かなり凝集度の高い出来栄えで、彼女たちのファンはぜひ持っておきたい一冊です。
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グレタ・ガルボのウジェニー・ハット

グレタ・ガルボのウジェニー・ハット : ガルボの映画は第3作『肉体と悪魔』(1927年)でヒットしました。その後『ロマンス』でガルボ・ハットと呼ばれる帽子のイメージが定着しました。『ロマンス』上映後、世界中でグレタ・ガルボのウジェニー・ハットが流行したと言われています。