ペニス・シューズ(男根靴)は1995年にヴィヴィアン・ウェストウッドによって設計されました。
この靴は彼女の 「エロティック・ゾーン」コレクションの一環で、12世紀の男性と女性が着用した長くて尖ったプーレーヌ poulaine を茶化したものです。
次は、14世紀または15世紀に製作されたと思われる靴プーレーヌ poulaine (Crakows) です。
余計な感想
踵後方の二つの房も含めて、足・靴トータルに男性局部を示しています。男根に注目すると、プーレーヌに比べると太くて堅いのでしょうが、前方の尖り具合ではウェストウッド完敗でしょう…。
他に、爪先開きの靴に女性の…(以下省略)とか、そもそもこの作品は只のディルド(dildo)を装着しただけなので、そこはやはり阿部定を気取って2本とも実物にするべきだったのではないかとか…、変な想像ばかりしてしまいます。
LGBTの時代を考えればヴィヴィアン・ウェストウッドの方がプーレーヌ靴よりも用途は広がるかも知れませんが、いずれにせよ、この作品は話題性に引きずられるだけの安直過ぎるパロディーです。
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