優雅でリッチなドレスアップ:<モニース>ブラウスだから
リード文
パーティにはシックに、街ではフレッシュに…プラウスも、こんなふうに着こなしたいもの。
<モニース>は、すばらしい光沢、優雅なドレープ性、あざやかな色調、軽い着心地が特長のゴージャスな繊維。このすばらしさを生かしたいままでにない高級なブラウス、それが<モニース>のブラウスです。
<モニース>は米国デュポン社が開発、カネボウが高度な加工力と意匠力で創り上げた自信作。
この繊維は相模商会・東京ブラウス・吉村の各社がブラウスとして念入りに仕上げました。
出典 「婦人画報」1974年4月号
リード文批評
これはモニース(monece)という化学繊維を材料にしたブラウスの広告です。モニース繊維は1973年に登場した新繊維で、デュポン社が開発したものです。同社は1930年代半ばのナイロン開発をきっかけに世界の化学繊維をリードしてきた企業。
繊維をブラウスに仕上げたとありますが、繊維をブラウスに仕上げることはできません。繊維を糸に加工したのはカネボウ。その糸を織物に加工した会社は記されていませんが、織物を裁断縫製してブラウスに仕上げたのが併記された3社。
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