
女仆(A Cantonese Lady) 広東広州, 1869-1871年, 41×40.5cm. via 中華世紀壇編『晚清碎影―約翰・湯姆遜眼中的中國―』中國攝影出版社、2009年、128頁(amazonへ)
「女仆」とは清末から中華人民共和国成立以前のいわゆる旧社会の言葉で、下女・女中。彼女は下女でありながら、身なりがきちんとしていて、髪型もきっちり整えています。大袖のゆったりした旗袍を着ています。両耳にピアス、そして両腕には翡翠の腕輪をはめています。
ただぼんやりした悲しみの眼差しからは、逆らえない運命に心の中で声なき抗争をしていることが聞こえてきます。
她身为仆人,但衣着整洁,发髻梳理得一丝不苟,佩戴耳环,两个手腕上还带着玉镯。只是淡淡忧伤的眼神流露出她对命运的无声抗争。
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