レナウン バークシャー・ウルトラゾン
リード文要約
ウルトラゾン、1足200円では高すぎるでしょうか/ウルトラゾンは199円以下ではお求めになれません。でも一度お穿きになった方はウルトラゾンの値段が200円以上であるのを納得なさいます。理由はカンタン。穿いた瞬間から、どなたも、ウルトラゾンのすばらしい穿き心地をお忘れになれないからです。ニチレイ・ナイロン使用。/ウルトラゾンは超音波照射により、伸縮性・吸湿性・美しさ、丈夫さを兼ね備えています。20デニール200円より、15デニール350円より。「婦人画報」1966年11月号、34頁
リード文批評
ふつう、穿き心地が良いから199円ではなく200円で当然だという1円単位の着用感想の基準を消費者はもちませんから、百の位を「1」ではなく「2」でも当然だと思わせたかったのでしょう。
この広告文のように企業はよく最低価格を提示しますが、最高価格を提示しない点が物乞いのように思えてきます。当時あるあるですね。
当時、女性とは胸であると思っていた人も多く、今でもそう思う人は後を絶ちません。
私のように胸よりも脚と脚に女性の魅力やおしゃれを感じる者には、この広告はインパクトがあります。
キャッチフレーズはどうであれ。
とくにシーム(縫目)の残っている踵と爪先の切替が艶めかしくて朦朧とするものがあります。
すいません、脱線です…。
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