お客さまを迎えるドレス おそろいのブラウスとスカート:芦田淳

1960年代ファッション
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お客さまを迎えるドレス おそろいのブラウスとスカート:芦田淳

  • デザイン:芦田淳
  • カメラ:立木義浩

特集リード文

一枚のロングドレスより、家庭着にはブラウスとスカートにわけておくほうが便利です。いく通りにも着られるので雰囲気も気分も変わります。

出典 「婦人画報」1975年1月号、109頁。

特集リード文批評

家庭着はツーピースが無難とのこと。
ただし「お客さまを迎える」ような営みは日本では過去のことか…。

グリーンの上下とプリントの上下

お客さまを迎えるドレス 芦田淳 : 「婦人画報」1975年1月号、108頁。

リード文

グリーンの上下 : 衿なしのブラウスはウール・ジョーゼット。3万8千円。ロングスカートはギャバジン。6万5千円。
プリントの上下 : 肌ざわりのよいナイロン・トリコットのボーダー柄。7万8千円。

出典 「婦人画報」1975年1月号、109頁。

黒のスカート 白のブラウス

お客さまを迎えるドレス 芦田淳 : 「婦人画報」1975年1月号、109頁。

リード文

黒のスカート : トリコット地。2万5千円。
白のブラウス : ウール・ジョーゼット。3万8千円。

出典 「婦人画報」1975年1月号、109頁。

リード文批評

ツーピースなら組み合わせを楽しめるとのことで、緑色ギャバジンのロングスカートとボーダー柄のナイロン・トリコットの2種を起点に4種の衣装を紹介。
いずれも1970年代を反映していそう。
これで家に迎えられたら、着替えに帰りたくなりそうです。
1点目、上下とも緑色のドレス(ワンピースに見えました)がカッコいいです。
このうちスカートに白色のブラウスを組み合わせた4点目は、ブラウスの薄地が気になって、来客を歓迎するには奇抜な気が。胸の露出からいえば3点目もオススメしません。

1960年代ファッション
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この記事を書いた人

いろんなファッション歴史の本を読んで何も学べなかった残念なファッション歴史家。パンチのあるファッションの世界史をまとめようと思いながら早20年。2018年問題で仕事が激減したいま、どなたでもモチベーションや頑張るきっかけをください。

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